「近未来の年表・・」(336号)

一読の価値ある新刊書

◎新しい月になり、月刊誌が沢山届きました。その中から今日は、

「一読の価値ある新刊書」を紹介する【TOP POINT】から

書籍:未来の年表(人口減少日本でこれから起きること)を紹介致します。

この本は、今年から25年先の私達が生きている日本に確実に起こる人口減少・高齢

化社会の年表が記されています。リアルです。

少子高齢化がハイスピードで進む日本の将来には、どんな事が待ちうけているのか?

人口減少がもたらす未来を時系列に沿って解き明かし、課題解決に向けた処方箋を

示しています。

●少子高齢化・人口減少が深刻化する日本では、将来、次のような事態が起こると

予測されます。

(今年)・2017年:日本人女性の3人に1人が高齢者(65歳以上)となり

「おばあちゃん大国」に変化する。

(2年後)・2019年:IT技術者が不足し始める。(AI普及が必要なのに・・)

(3年後)・2020年:女性の2人に1人が50歳以上となり、出産可能な女性数が

大きく減り始める。

(6年後)・2023年:団塊ジュニア世代が賃金の高い50代となり、企業の人件費

がピークを迎える。

(7年後)・2024年:国民の3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」となる。

(13年後)・2030年:生産年齢人口(15~64歳)が激減し、全国の80%の

道府県が生産力不足に陥る。

(25年後)・2042年:高齢者人口が約4000万人とピークを迎える。

  • 日本は、労働力不足の解消に向けて対応策を考える必要がある。現在、政府は、

「外国人労働者の受け入れ」「AI(人工知能)の活用」「女性・高齢者の活躍」を進め

ようとしているが、いずれも決定的な切り礼とはなり得ない。

  • 労働力閻題の解決策の1つが、「戦略的に縮む」ということだ。すなわち、人口が

滅っても国力が衰えないよう、社会をコンパクトで効率的なものに作り替える。

例えば—

・「便利すぎる社会」から脱却する。過剰サービスを見直し、不要な仕事そのものを

なくす。「24時間社会」をやめるべきである。

・人が住む地域とそうでない地域(非居住エリア)を明確化し、効率的に行政

サービスが行えるようにする。

・「国際分業」を徹底し、日本の得意分野に注力する。

・第三子以降に1000万円給付金を支給する・・・。

※私達が思っている以上に高齢化が凄いスピードで進んでいます。

当然ですが私達もこの高齢化の主役になるんですね。

近い将来を思考しつつ毎日を懸命に生きたいと願います。

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