「自分で自分を育てることの出来る人財・・・」(385号)

先週の土曜日に、SIC経営塾14期生の忘年会がありました。

9名の同期生がいますが、師走で経営者や幹部社員などの皆さんですから

多忙で、残念ながら5名の集いと成りました。

1年間経営について、休日返上で学び、沢山の課題と葛藤しながら

共に過ごしたメンバーですので、たまに会っても「仲間」なんです。

3月は1期~現在の16期までの経営塾全体の集い、夏と暮れに同期会

を行っていますので、今は年3回程度の集いです。

お互いに近況報告や、仕事の悩み、展望などの話題が多いです。

経営幹部の皆様なので、話す話題もほとんど共通していますが

やはり、これから未来に向かっての会社運営・経営についてが多いです。

「企業は人なり」という言葉が有ります。「人財」をどのように集い

育てていくかが、時は変われでもいつの時代のテーマでもありますね。

そんな記事が月曜日の新聞に掲載されていました。

ナイキ

『6万8000人の従業員を擁する世界最大のスポーツ用品メーカー「ナイキ」。

創業者フィル・ナイト氏の自伝(『SHOE DOG』東洋経済新報社)

を一気に読みました

▼氏の日本との縁は深いです。ビジネスの始まりは“日本製のランニング

シューズをアメリカで販売すること”でした。

何度も日本に来て交渉を重ね、販売権を得たといいます

▼その後、独自ブランド「ナイキ」を立ち上げるが、事業は低迷します。

状況を打開するため、たびたび相談した相手も、日本の経営者だったのです。

ある時、氏が経営者の彼の前で“人材不足”と愚痴をこぼした。

すると彼は外を指さし、“あの竹が見えますか”と聞きまます。そして

“次に来る時には1フィート(約30センチ)伸びていますよ”と。

その一言に、氏は“今いる社員を粘り強く育てよう”と決意します。その後、

氏の元から今日の発展を支える人材が陸続と生まれました。

▼いかなる団体も、その盛衰は「人材」で決まる。とはいえ、目先の結果

に目を奪われ、育成を焦ってはならないのです。励ましを絶やさず、

粘り強く関わり続ける中で、本物の人材は育つのです。』

「人材育成は、どこまでも、地道な労作業の積み重ねです。」

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AZA「トピック」にも掲載しましたが、

「主体的な人財」=「自ら目標設定し、問題を発見し、考え行動の

制約条件を乗り越えて、解決していく人財」=「自分で自分を育てる

ことの出来る人財」だそうです。

育つ、育てるのも「自分自身」の心がどこを向いているかで、

決定するのではないでしょうか。

皆さんは、「自分で自分を育てることの出来る人財」でしょうか。

自分自身にも問いかけたい言葉です。

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