「悔しさの持続が大きな成果をもたらす・・」(458号)

4年に一度の祭典「サッカーワールドカップ」もいよいよベスト4が出そろ

いました。日本も2大会ぶりに3度目の決勝とトーナメント進出。グランドで

の熱い戦いもさることながら、サッカー観戦の日本人サポーターが観戦後に

ゴミを拾って観客席をきれいにしてから帰ることが、世界から感動を呼び、

見習う他国のサポーターも・・最高のゲストとしての評価を確立しました。

同じ日本人として、とても誇りに思います。

さて、ワールドカップに関する新聞記事を紹介します。

サッカーワールドカップ

『強豪ベルギーに惜敗したものの、ファンの心に刻まれる名勝負を繰り広げた。

西野監督が帰国後の記者会見で一つのエピソードを紹介した。予選突破を

決めた後のミーティングで、ある選手が「ブラジル」と声を発した途端、涙で

言葉を詰まらせたという。前回(ブラジル)大会の大惨敗。

選手たちは、あの瞬間から「4年後(ロシア)のリベンジ」を誓い、全精魂を

傾けてきた。皆の思いを代弁した彼の涙は、チームの結束を一段と強めるもの

になった。ベルギー戦後、監督は選手たちに語った。「倒れこんだ芝生の感触、

空の色を忘れるな、居心地の悪いベンチのお尻の感触を忘れるな」と。

この悔しさもまた、チームの新たな遺産として、4年後につながるに違いない

勝負の厳しさは、人生も同じだ。時には挫折があり、苦悩があり、葛藤がある

かもしれない。その一つ一つを乗り越えた先に、喜びがあり、充実がある。

その積み重ねの中に新たな勝利への軌道がある過去から現在への「一つの

物語」の終わりは、現在から未来への「次の物語」の始まり。

我らも人生の主人公として、「今」を懸命に生き、未来の勝利を

切り開きたい・・・』

4年前の惨敗の悔しさがバネとなり、その悔しさを4年間忘れなかったことで

今大会の大活躍があったことに、改めて感動致しました。私たちは日常で、

悔しい思いをすることもありますが、すぐに忘れてしまったり、違う理由に

すり替えてごまかしたりと・・・真正面から真剣に悔しいと思い、思い続ける

ことが難しいです。悔しい気持ちの継続と繰り返しが、やがて大きな成長への

バネになることを再確認する記事でした。

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