「表裏一体の考え方って深い・・」(631号)

「表裏一体」と聞けばどのようなことが思い浮かぶでしょうか。ひとつのものに

「ポジティブ」と「ネガティブ」の側面があるという場合に使用する事が多い言葉

ですが、物事を多面的に捉える視点によって生まれる言葉でもありますね。

「1つの事に表と裏がある」という使い方もしますが、「2つの要素が1つのことに

存在する」ような形で使うこともあります。「表裏一体」が示す意味を、辞書で

調べてみると・・

◎相反して見える二つのものの関係が根本の所では密接に結びついていること。

と書かれています。この言葉は、「(矛盾しているように思える)2つのものが密接

な関係にあること」を示しています。日向と日陰、ピンチとチャンス、長所と短所

などなど・・・弊社の経営理念に、「ピンチを必ずチャンスに転換する会社作りと経営」

を掲げています。前々期の29期に4事業部とも赤字となり会社全体で大きな赤字を計上

しました。今年7月までの30期は、そのピンチを経営改善・会社の体質改善のチャンス

と捉えて(当初は大ピンチとしか思えませんでしたが (^_^;)・・)改善仕組みを

つくり、厳しい経営判断も行い、チャンスに転換することが出来ました。そして、

今まさに、大きなチャンスの上に乗っています。これも戒めて考えると、ピンチの

上にいるのかもしれません。考え方1つで、逆転が可能になる。これが表裏一体の

考え方ではないでしょうか。チャンスの時はピンチに備える逆の考え方に

もなりますね・・。

表裏一体

さて、いよいよ今月、ラグビーのワールドカップ日本大会が開幕します。日本代表

31人も発表された。初の決勝トーナメント進出を目指す挑戦に期待が高まります。

短所が長所という内容の新聞記事を紹介致します・・。

『前回大会では強豪・南アフリカを破った歴史的快挙に始まり、予選で3勝という

好成績を収めました。この大躍進の要因の一つは、それまで日本の弱点とされていた

“小さな体格”を逆手にとって、生かしたことだといわれます。当時、日本代表の

ヘッドコーチだったエディー・ジョーンズ氏は、合宿に格闘家を招き、体の大きな

対戦相手の嫌がる“低い姿勢でのプレー”を反復。さらに徹底的な筋力トレーニング

で敏しょう性の向上を図りました。氏は語る。「違う角度から見れば、短所は長所にも

なる」「むしろ短所にこそ、勝利や成功へのヒントが隠されている」と・・。短所を

“マイナス”ではなく、“人にはない強み”と捉えれば、新しい可能性が見えて来ます。

例えば“心配性の人”は“熟慮を重ねる人”であり、“頑固な人”は“意志の強い

人”ともいえます。「異体同心の団結」は、それぞれの個性が豊かであるほど、発揮さ

れる力は大きくなります。使命深き一人一人への尊敬と感謝を根本に、互いの長所や

短所を、ともに“かけがえのない個性”として存分に生かしていきたいですね。』

先月から、弊社コスメ事業部のホームページにも「ブログ」更新しています。

このブログと合わせて毎日更新に挑戦しています。コスメはスタッフブログとして、

コスメの話や、ファッション、食べ物屋さんのことなど、「ゆるい」内容になっています。

暇つぶしに読んで下さ~い。(私の投稿は最後に名前書いています。)

https://www.aza-cosme.jp/category/blog/

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