書籍「月間朝礼が本気で考えた朝礼ネタ」以前にもご紹介しています。
この本は朝礼のことだけ36年考えたからこそ創り出された渾身の105選のお話
が掲載されています。今日は「じんわり感動が広がるお話」をご紹介致します。
私たちは毎日たくさんの命をいただいています。肉、魚、野菜の命と引き換えに、私
たちは生きています。しかし毎日の忙しさに気を取られると、そのありがたみも忘れ
がちになります。そしてもうひとつ、私たちが食事をするため、生きた動物たちを「解
く」仕事をしている人たちがいます。「解く」とは、牛や豚といった動物を殺し、食肉
解体作業をすることです。ご紹介する記事は「社会を支える仕事に感謝を、与えられ
た仕事に誇りを!」との内容です・・。
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』という絵本があります。食肉セン
ターで働く坂本義喜さんの経験を基にした話です。
坂本さんの仕事は、牛の生命をいただき、食肉にすることです。ある日、センター
に連れてきた牛に「みいちゃん、ごめんね」と謝る女の子の姿を目にします。小さい
ころから、その牛をかわいがっていたのだといいます。その姿にショックを受け、仕
事を続ける自信を失った坂本さんに、小学生の息子は、「心ない人がやれば牛が苦し
むから、お父さんがしてあげて」と励まします。その言葉で、坂本さんは自ら行う決
意をしました。翌日、坂本さんが優しく牛のみいちゃんに語りかけると、まるで言葉
がわかるかのように、少しも暴れることなく、生命を差し出してくれたのです。
私たちが安全な食肉を食べられるのは、生命をくれる動物、そして坂本さんのような
人たちの支えがあってこそだと、この絵本は教えてくれます。社会は、さまざまな
職業の人たちによって成り立っています。あらためて、あらゆる仕事に携わる人に
感謝しましょう。そして、与えられた仕事に誇りを持ち、働く喜びを実感したい
ものです。』私たちの知らないところで毎日命と向き合っている人がいます。その人
たちのおかげで私たちは今日も「いただきます」が言えます。私たちの知らない誰かが
今日も頑張ることで、私たちの今日が成り立っていることを忘れてはならないのです。
また年末年始は様々なものを食す時期でもあります。この話を読んで、自分自身も
「生命に対する感謝と尊厳を忘れない。」肝に銘じました・・。
今日は、賞与の支給日です。日頃の従業員の皆様の働きに心から感謝致します。
「いつも有難う御座います。」m(_ _)m
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~☆ 「技術をデザインする」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~