「目標達成のマンダラート・・」(688号)

昨日参加したセミナーの一部で「マンダラート」が紹介されていました。

大谷翔平選手も活用していた、目標達成するための発想法「マンダラート」活用術に

ついて調べてみました。ビジネスにおいて年始や期のはじめに会社全体や個人ごとの

目標設定が必要になります。今まさに年始でもあります・・。またプライベートにお

いても貯金や勉強、ダイエットなど、自ら目標を立て、努力をされている方も多いの

ではないでしょうか。目標を設定する際に、長期間で設定する事が多いため、途中で

目標を見失ってしまったり、どう進めていくべきかわからなくなってしまったり・・・

そのうちあきらめたり・・という経験をした方いませんか。

そのような状況になるとせっかくの立てた目標も途中で挫折してしまいます。

目標達成というゴールに向けて行動する際に活用できる、アイデア発想法の一種に

「マンダラート」があります。マンダラートは、アイデア発想法の一種です。紙など

に9つのマスを用意し、それを埋めていくという作業ルールを設けることにより、

アイデアを整理・外化し、思考を深めていくことができます。実際に目標を達成する

ためのマンダラート作成方法は、はじめに3×3の9つのマスを書き、その中心に達

成すべき目標を記載し、周りの8マスに目標達成するために必要な事柄を記載します。

1つのマンダラートが完成したら、周りの8マスに書いた事柄を中心とした3×3の

9マスのマンダラートを作成します。このようにすることで、最終的なゴールに向け

て取り組むべきことが細分化・具体化されていきます。メジャーリーグで大活躍して

いる大谷翔平選手も、高校一年生の時、監督の指導を元にこのマンダラートを活用し

たそうです。その際には、「ドラフト1位 8球団」という目標を立て、その目標に向

けたマンダラートを作成していたことは有名な話です。このマンダラートは、目標に

向けたプロセスを明確にするという活用方法が主になりますが、途中経過時にも現在

どの項目が順調に進み、どの項目が不足しているのかも一目瞭然になります。また、

不足している項目・弱い項目をリカバリーするために何をすべきかという事もわかる

と思います。皆さんは目標達成のために具体的な取組はありますか?

私の場合は8つの具体的な目標があり、そのことを365日毎日ノート

に書き出すことを繰り返しています。そのことにより具体的なアイディアや作戦が思

い浮かぶようになりましたが・・マンダラートの方が優秀です。皆さんも本気で目標達成

を決意されていたらマンダラート試してはいかがでしょうか。

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