「はじめの一歩・・」(724号)

4月19日(昨日)は『地図の日』1800(寛政12)年4月19日、伊能忠敬が

蝦夷地(えぞち・現在の北海道)の測量へ出発したことにちなんでいます。

別名は「最初の一歩の日」とも言われています。どんなチャレンジにも

「遅すぎる」ことはない・・!と教えてくれる偉人がいます。江戸後期、

日本ではじめて実測地図を作製した伊能忠敬です。彼は、55歳から71歳

までの17年問にわたり、日本全国を測量しました。測量の旅は計10回、

総測量距離は4万km!じつに地球1周分に及びます。彼がこの偉業に

取り組んだのは、家督を息子に譲ったあとのことです。いわば定年後の

第二の人生で、新たな挑戦をはじめたのです。江戸時代の平均寿命が32~

44歳と言われていますので55歳からの大偉業への一歩を記されたことに

驚愕ですね。(*_*) 49歳で本格的に天文学や暦学などを学びはじめ、

55歳で測量の旅へ出ます。そうしてできあがった『大日本沿海輿地全図

(だいにほんえんかいよちぜんず』は、江戸幕府のみならず明治政府も

頼りとしました。

今日は伊能忠敬が長き測量の旅をはじめた日。「はじめの一歩」

を踏み出すにはうってつけの一日です。新型コロナ対策で外出もままなら

ない状況ですが、逆に時間があるのも今です。

新しいことはじめてみませんか・・。 (^o^)/

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