7月の決算月が終了し、新たな年度を新体制・梅雨明けと同時にスタートしました。
前期は、「開発メーカー」を目指して移載機の開発・立上げ、また物作りの設計案件に
積極的に取組み一定の成果を残すことが出来ました。新規顧客の拡大にも成功し、弊社
のメイン顧客である半導体製造装置業界の不況にも関わらず、新しいお客様からの業務
依頼により落ち込みを最小限に抑えることも付与しました。また後半には新型コロナ
ウイルス感染症問題で、売上が一旦大きな落ち込みはしたものの最終的には、黒字決算
を迎える(予定)までこぎつけることが出来ました。最後まで執念を持った皆様の取組
に、心から感謝申し上げます。本当に有難う御座いました。黒字の具体的な集計は、
9月初旬に判明致します。さて、更なるAZAの発展には抱えている問題・課題を改善
することが今期の業績に大きく関与してきます。そこで皆さんには、7月までの前期を
振り返り、自身の具体的な課題、問題点を明確にして、新年度は改善に挑戦して頂き
たいと思います。また会社全体としての課題は、幾つもありますが、緊急を要するもの
から1つずつ具体的に取組んで参ります。一番の課題は、「利益率の改善」に成ります。
前倒しで、既に幾つかの取組を実践していますが、ここで再確認致します。(ENG事業部)
①コスト意識改革(各自でコストに関する意識の向上)
コスト度外視で業務を行っていることが、まだまだ見受けられます。まずコスト有りき
の考えを優先しましょう。その為に具体的な方法として、工数管理で業務推進⇒
金額管理で業務推進することで、コスト明確に意識する
②協力会社による業務支援
・内製にこだわり業務推進してきましたが、今後「設計は社内、図面作成は外注化」する
ことで、課題であった残業の削減・安価な外注費によって利益率改善、設計業務に専念する
ことによって技術力向上の推進、マンパワーUPで新規顧客の拡大・業務のスピードアップ化など
③利益の出ない(薄利)業務は請負わない
・利益率を上げるために、現在受けているお客様の業務の利益率を明確に数値化して、利益率
の高い業務に集中する
以上のことを実現させる為に、6月からスローガンとして「3つの確か」を一部で掲げてき
ましたが、皆さんにしっかり周知して力強く進めて行きます。
【3つの確か】
1.確かな図面(精度の高い図面)※社内で徹底的な検図の実施
2.確かな納期(納期厳守・短納期対応)※マンパワーの集中
3.確かな価格(協力会社による支援と合理化)※低単価の実現
1~3の実現には、協力会社による業務支援が必須です。そのことで社内の検図の工数を確保し納期
に対応したマンパワーを集中。低コスト化を実現し、業務依頼の価格によるロスト低減が可能です。
また、営業活動では、「安価でお任せください!」を武器的なスローガンに掲げます。
これは、全て協力会社による業務支援を受けて行っていきます。
【安価でお任せください】
1.図面バラシ 2.製作図作成 3.3Dモデリング
受注価格も単価\3000~としています。キャンペーン期間を設定したり、販売促進のアイテムを
作成したりと製造業ではあまりやらない斬新なアイデアも取り込んで行きます。
※この売り込みのスローガンで「モノづくり」や毎月コンスタントにご依頼頂ける「スタンダー
ド顧客」を獲得していきます。営業のメリットとして ①協力会社に依頼する案件なので、社内設計
がオーバーフローしていても積極的に営業出来る。 ②営業マターなので技術者いらず(多少はいる)
の営業活動が出来る。以上の取組を実現することで、会社の利益を向上させて、その利益を皆さん
に還元していく32期を実現させて行きます!そのためには皆さんの率先した協力が必要です。
新年度・スタートダッシュ勝ち取って行きましょう!
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~☆ 「技術をデザインする」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~