弊社は7月が決算期ですので毎年この時期に決算書が完成いたします。
(今年は少し遅れました)本来なら会計事務所が届けて頂けるものですが、1年間
の御礼とお世話になった感謝をお伝えしに、取りに伺いました。本当に苦しかった
1年を振り返ると、熱いものが込み上げてきました。(T_T)
前期は下半期からコロナ禍に突入。受注残などを抱えていた関係で、なんとか
黒字でゴールすることが出来ましたが、計画ではもっと大きな黒字に成って
いたはずなので非常に残念でもあります。しかしそんな大変な中でも頑張って
奮闘してくれた社員の皆さんに改めて感謝申し上げます。m(_ _)m
学生は、学期ごとに勉強の成果を『通信簿』で知ることができます。数学の点数
が悪かった。あるいは、英語の点数が良かった、というように自分の苦手科目
や得意科目がわかります。悪かった科目は、重点的に勉強しなければなりません。
点数が良かった科目は、さらに努力し伸ばしてゆけばよいでしょう。学生は、
成績表である「通信簿」を参考にして、これからの勉強方法を考えることが
できます。会社も経営の成績を常に知ることが大切です。この会社における
「通信簿」の役割を果たすが「決算書」になります。どんな会社であっても、
経営をするうえで、欠かせない3つの要素があります。「モノ」「人」「カネ」
です。 これら三つの要素がわかるのが、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッ
シュフロー計算書」の3つの決算書です。まず、「モノ」です。これは「会社の
財産」のことです。 会社は財産がなければ、そもそも事業を行うことができません。
さらにある程度の財産がなければ、取引先からの信用を得ることができません。
会社の財産を知ることができるのが、「貸借対照表」です。貸借対照表を知ること
で、現在の会社の財産について、何がどれくらいあるのか、を知ることが出来ます。
つぎに「人」です。どんなにすばらしい商品やアイディアがあっても、それを多く
の人に知ってもらわなければ 売れません。この知ってもらうための人の動きが営業
です。そして、営業によって、どれくらい商品が売れたのか、また、販売費用は
どれくらい かかったのか、を知ることができるのが「損益計算書」です。
最後に「カネ」です。お金がなければ、商品を仕入れることも社員へのお給料も
支払うことができません。そういう意味で、お金は、会社の「生命線」といえる
でしょう。会社の「カネ」がどこから入り、何に使ったのか、を知ることができる
のが、「キャッシュフロー計算書」です。今期は、なお一層コロナの影響を受ける
年でもあると覚悟を決めて、知恵を絞りに絞り、超積極的な営業で動きに動き、絶対
連続黒字にしていく決心です。社員の皆さんご協力をお願いいたします。
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