「決め手になるのはホットな、温かい人間味・・」(811号)

いよいよ12月。1年の締めくくりとなる、何かと気忙しい一ヶ月が始まりました。

充実感があふれ新たな力がみなぎりますね。1年間の総決算をしながらラスト

スパート⇒ゴールインする達成感を味わえるのもこの時期ならではでは無いで

しょうか。共々に一年の締めくくり頑張りましょう!!本日早速「カレンダー営業」

を開始しました。お客様に一年間の御礼を感謝の言葉に込めながら、明年のカレンダー

をお渡ししています。それとともに今年は「図面に見積付ける新サービス」のチラシ

をお渡ししながらしっかり営業も行なっています。^^; このサービスは「クラウド

見積ソフト」を弊社で導入し新展開しています。おおよそ1500社の加工業者に

リアルに見積依頼ができるシステムです。弊社に設計を依頼頂くと、希望されるお客様

に「加工のお見積」も添付することが出来ます。見積を算出するソフトと違い、

直接加工業者からの見積になりますので、リアルです。この「新サービス」が大好評で

既に沢山のお問い合わせを頂いております。新サービスでお客様に新たな価値を提供

して参ります。

さて日曜日にドラえもん50周年記念作品として製作された映画『STAND BY ME

ドラえもん 2』を鑑賞してきました。本来は8月に上映予定でしたが、新型コロナ

ウイルス感染症の流行で延期されていました。「しずかちゃんとの結婚式当日、

新郎ののび太が逃げた!?のび太を探すジャイアンとスネ夫。信じて待ち続けるしずか

ちゃん。過去、現在、未来をつなぐ、 涙と絆の物語になっています。」映画でも

音声認識で宙を浮いて走る自動運転の車が普通に登場します。そんな近未来について

の新聞記事を紹介致します。

「未知」の世界の探究というものは、私は人生最大の楽しみの一つだと思う」書籍:

「本田宗一郎からの手紙」での一文です。戦後、社会生活を大きく変えた自動車の

普及。そして今、新たな移動革命とも言われる″空飛ぶクルマ″の実用化へ開発が進ん

でいます。世界で約200の企業・団体が知恵を絞る中、政府は今年、ルール整備

に向け実務者会合を立ち上げました。果たして大空を自由に移動できる時代が来る

のか。明確な定義は現状ありませんが、動力は電動で自動(遠隔制御)。

また垂直離着陸が、一つのイメージになっています。ヘリコプターと比較すると

部品点数が少なく操縦士も必要ないため、整備費用や運航費用が安く抑えられる

のです。暮らしの現場では、法制備が必要になりますが、例えば都市部では莫大な

インフラ投資をせずに渋滞の改善が見込まれます。

災害時は既存インフラの復旧を待たずに人命救助や生活物資の支援が可能にも

なります。さらに離島や中山間地を快適に移動でき観光需要の創出も期待されます。

普及を左右しかねない飛行コースや離着陸場などの行方が注目されますが、書籍

「本田宗一郎からの手紙」に「――どんなに機械や技術が進んでも、最後の決め手に

なるのはホットな、温かい人間味 ――」。大衆に視点を据えた、ものづくりの精神を

伝える先人の思いは、当事者や次世代への指針になるのでしょう。私達、製造業の

一員として「ホットな、温かい人間味」仕事の決め手にしていきましょう。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA