「エジソンが強調した・1%のひらめき」(923号)・・装置設計・製作のAZA

トーマス・エジソンは「発明王」の異名を持つアメリカの発明家。発明品は改良品も含め、蓄音機,白熱電球、映写機、電話機、トースター等多岐にわたり、生涯で1093個もの特許を取得しました。エジソンの尽きることのない好奇心と挑戦心が、人々の暮らしに身近な発明へとつながりました。天才とは、1%のひらめきと99%の努力である―― このエジソンの言葉には誤解があるといいます。彼の真意は、努力すれば何でも成功するということではなく、強調したかったのは「1%のひらめき」の大切さでした。「1%のひらめき」はどうすれば湧いてくるのか。それに必要なのが“努力”とエジソンは言います。白熱電球の発明で1万回の失敗が続いた時、友人に語った。「一回も失敗なんかしてないよ。うまくゆかない方法を一万も見つけたんだ」・・と。あるひとは、45歳の時に大学の通信教育部に入学しました。劇団で夢を追い続けましたが鳴かず飛ばず。自身の使命を問い続け、教育の道に進むことに決めました。だが教育の道でも、年齢を理由に教育実習の受け入れを何校も断られました。しかしその人は諦めなかった。50歳で教員免許を取得し、小学校に赴任すると、劇団員の経験が朗読やダンスの授業に生きたのです。何より挫折を味わったことが、児童に寄り添える心を育んでいました。教え子から届いた感謝の手紙は200通を超えます。人間の才能は、いつ開花するか分かりません。ゆえに絶え間なく磨き続けることが肝要なのです。私達の業務もゼロから物を創造し作り上げる仕事です。経験値がなかったり、複雑な案件、考え、知恵をめぐらせ失敗と諦めの末にアイディアを形に出来たときの喜びはこの仕事をしている人にしかわかりません。挫折を経験しても立ち上がり、挑戦を続ける――「天才」とは「努力」の異名なのです。

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