「サンクスカードでコミュニケーション活性化」(938号)・・健康経営優良法人のAZA

職場のコミュニケーション活性化のため、「ありがとうカード」「サンクスカード」「サンクス制度」という、従業員同士が褒め合ったり感謝を伝え合ったりする制度が、昔から色々な企業で取り入れられています。

コミュニケーションの不足がちなコロナ禍にあっては、凄く大切な取組にもなってきます。弊社でも毎週月曜日の朝礼で紹介の時間を設けています。アナログで手書きのカードを渡すケースでは、ザ・リッツ・カールトン東京や日本航空(JAL)の例があったり、仲間のすばらしい行為を称え合う制度として、東京ディズニーリゾートでキャスト同士がメッセージカードを手渡しする例などが有名です。ただ、制度としての良さは理解されているものの、実際に社内導入してみると手間がかかったり、持続しなかったり、運用が意外と大変です。弊社でも同様のことがいえます。私達の場合は会社から強制ではなく、社員の皆さんからの意見で取り入れていますので、もっともっと活用をお願いしたいです。そこでどんどん活用頂くために5つのコツを解説致します。①内容は簡単に!長文やかしこまった文章は不要です。一言で結構です。「○○してくれて有難う!」でOKです。②感謝された側・周りにちゃんと伝わり、「可視化」されていることが大切ですので朝礼で紹介させて頂いています。年間のデーターも記録しています。③何に感謝しているのかが具体的であることも重要です。④「表に出てきづらい」感謝も伝えることで、「気づかい」「支え合い」が見えてきます。⑤感謝された数に合わせて表彰制度やボーナスなどのインセンティブがあることも啓蒙につながるそうです。弊社の場合は、年に1度、社長賞の授与があります。普段から「“ありがとう”と思ったら直接伝えているよ!」という方、「業務なんだからお礼を言われることはない。」という方、色々な意見があると思います。しかし、普段は関わりが少ない人への感謝を伝えること、今まで見えなかった誰かの行いに気づくことができることは、このような制度にするからこそ得られる機会です。大いに活用していきましょう。

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