「良書と出合い 人生を豊かに」(1011号)・・健康経営優良法人のAZA

読書の秋、10月27日は「文字・活字文化の日」。毎年この日から、11月9日まで「読書週間」になっています。ブログで読書について触れるネタが多く昨日も書籍ネタでしたネ。さて文部科学省はホームページで「読書は、人類が獲得した文化である」と掲げるとともに、「情報化社会の進展は、自分でものを考えずに断片的な情報を受け取るだけの受け身の姿勢を人々にもたらしやすく、自分でものを考える必要があるからこそ、読書が一層必要になる」と読書の重要性を指摘しています。私は年に100冊以上の書籍を読むことを目標に掲げ7年たちました。学んだことを自身のブログに掲載させて頂いています。現代社会では、パソコンで文字を入力する機会が多く、手書きで文章を書く時に困るのが、漢字忘れです。しかし本をよく読んでいると、漢字を意外と忘れない効果も最近感じています。一人楽しむ読書もいいですが、近年は読書会や、子どもを中心に家族で同じ本を読み、感想を話し合う中でコミュニケーションを深める「家読」など、読書に親しむ取り組みも盛んです。作家の佐藤優氏は「自分の気持ちを知り、整理するのも言葉、自分の思考や意志、思想を形づくるのも言葉。そしてそれを他者に表現として伝える手段も言葉しかありません。ですから表現には言語力が必要不可欠で、その力をつけるのが読書です。読書で養った読解力と表現力は表裏の関係にあり、読解力以上に表現力を高めることはできません」と語っています。また世界桂冠詩人は「一冊の良書は、偉大な教師に巡り会ったのと同じです。読書は『人間だけができる特権』であり、いかなる動物も読書はできない。自分の人生は一回切りだが、読書によって、何百、何千のほかの人生に触れることもできるし、二千年前の賢者と話もできる」とも言われています。読書が苦手な方も秋が深まるこの時期にかけがえのない良書と出合い、人生を豊かに潤していきませんか。

エンジニアリング・最近の実績☆☆AtoZtoA