「デジタル化とイノベーション(2)」(1022号)・・機械設計製作のAZA

先週の月曜日に続き、「デジタル化とイノベーション」のお話になります。7月から受講していた「高度実践型・経営力強化コース」研修も12月分の残り2回になりました。最終科目「デジタル化とイノベーション」ですが授業で学びながら、弊社のメイン事業である機械・電気設計をデジタル化につなげていくことを考察しています。簡単に各産業のDXの取組を紹介します。 製造業:製品の「不良品検品」と「在庫数の最適化」に活用される例が多いです。食品・機器メーカーを中心に、さまざまな企業の工場で、良品・不良品を見分ける画像処理技術が活用されています。また製造オーダー・製品構成・部品表・再注文パラメーターの履歴などのデータを学習させることで、在庫数を自動的に最適化できるアルゴリズムを構築しています。農林業:「ドローンでの農薬散布」、「画像認識機械」で野菜の大きさやツヤから自動で等級に分けるシステムを構築。漁業:養殖業で「給餌の自動化」と「漁獲量の予測」機械学習で魚が餌を食べる状況をリアルタイムで評価するAIで、画像解析によって魚の食欲を自動で判定することができるシステムを使い適切な分量の給餌を誰でも手軽に行えるようになります。金融・保険業:「クレジットカードの不正検知」と「株価予測」です。カード会社がクレジットカードの不正監視システムで、推定で年間250億ドル(約2兆7100億円)の被害を防げたとする解析結果を発表。また日経平均AI予測では、AIを活用し、翌月の日経株価を予想することに使われています。DX(デジタルトランスフォーメイション)は進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することです。具体的にはデジタル技術などの新しい技術を用いてイノベーションを起こしていくことになります。弊社の考えられるDX導入を次回具体的にお話させてください。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA