「あいさつをかわす」(1054号)・・新装置開発のお助け隊のAZA

近ごろよく耳にする「うい~っす」「あざ~っす」は、「おはようございます」「ありがとうございます」の略式あいさつですが、あるプロ野球チームで、このような略式あいさつを禁じたというニュースが流れたことがありました。低迷から脱出するために、まずきちんとしたあいさつを徹底し、人間としての成熟を目指すというチームの方向性だというのです。それほど挨拶は大切な行為でもあります。経営の神様、松下幸之助氏は書籍『道をひらく』で挨拶について以下のように述べています。【あいさつをかわす】さわやかな朝の空気を胸いっぱいに、わが家の前の道を掃除する。勤めの早い近所の人が向こうからやって来る。〝おはようございます〟〝おはようございます〟なにげなくとりかわすこの朝のあいさつは、 毎日の習慣のように何でもないことのように思えたりするのだが私たちは、もう少しあいさつの大切さを考えてみたい。〝ゆうべは寒かったですね〟というおたがいにいたわりあう気持ちから出たこのあいさつであるいは、〝毎度お世話になっております〟というこの感謝の気持ちから出たあいさつでおたがいの用件にはいる。仕事がスムーズに動き出す。だれが考え出したのでもない。私たちの遠い祖先からつたわってきたこの、あいさつというものはいわばおたがいの毎日の暮らしの潤滑油とでもいった尊き働きを果たしているのである。〝お寒うございます〟と言ったところで暖かくなるわけではなしというのは落語の中の話だけにしたいものである。あいさつにもいろいろとあろうが、要は、私たちはもっとあいさつというものを大切にしたい。明るく朗らかにあいさつをかわしあうことを心がけたいものである。コロナ禍だからこそ大切になってくるのも挨拶なのではないでしょうか。声掛けのコツが「あいさつ」という頭文字になります。

「あ」…明るく・相手に届かせ(相手に聞こえるように)
「い」…いつでも・生き生きと(元気にはっきりと)
「さ」…先に・さわやかに(相手より先に)
「つ」…続けて・つなげるように(ちょっとした会話を付け加えよう)

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA