「Emotet(エモテット)にご注意下さい」(1075号)・・半導体製造装置設計のAZA

メールの添付ファイルを開くと感染するコンピューターウイルス「Emotet(エモテット)」が全世界で再び猛威を振るい、2021年末から270万件超が確認されたことが16日までに、米情報セキュリティー会社の調査で分かりました。エモテットは知人や取引先からの返信を装って警戒を緩めさせるのが特徴です。国内では20以上の企業や団体が感染したとみられています。エモテットは大量のパソコンが感染した「最強のウイルス」とも呼ばれ、国際的な捜査でいったんは制圧されました。米情報セキュリティー会社プルーフポイントの調査によると、21年10月まではほとんど確認されなかったのですが、21年11月に9万件、22年1月は107万件と大幅に増加し、2月は上旬だけで125万件に達しました。前回流行時の18年には1ヵ月で1900万件以上が確認されたのです。ライオンは2月3日、グループの従業員のパソコンが感染したと発表。サーバーからメールアドレスと件名などが盗まれ、従業貝を装ったメールが送信されたのです。アドレスの『@』以下に記載される、組織や所在地を示す部分が本物と異なっていたといいます。また積水ハウスは1月末、感染によって、従業員に成り済ましたメールが送られていると公表。クラシエホールディングスやワコール、リコーリースのほか、弁護士事務所や和歌山県の県民水泳場などが被害を受けたとみられています。エモテットは差出人に知人の名前が使われたり、送信したメールへの返信を表す「Re」が件名に付いていたりするため、不審メールと気付きにくいのが特徴です。弊社で現在進めている「情報漏洩・セキュリティー」の学習を参考に警戒心MAXでくれぐれもご注意下さい。

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