先日、「伝統のくず餅を未来へ届けるための、老舗和菓子屋の取組みとは?」という趣旨の『船橋屋の「幸せ」経営術』WEBセミナーを受講しました。この船橋屋さん、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが江戸時代から200年以上続く老舗で「伝統のくず餅」を作る和菓子屋です。募集5人の「船橋屋」に対して、就職希望の新卒1万7000人が殺到しているといいます。10年で経常利益6倍を達成したという船橋屋は、役員を社内選挙で選出するなど、ユニークな取り組みが注目を集め、メディアでも多く取り上げられている。しばらく前まで、いわゆる老舗企業であった船橋屋を激変させたのは、八代目当主である渡辺雅司氏です。渡辺氏が、長年にわたって試みてきた「Being Management(経営)」についてまとめる一冊をご紹介致します。このBeing経営とは、端的にいえば、一人ひとりの「幸せ」に重きを置いた経営ということです。この経営は、「もっともっと」と欠乏感を充足させるように目標を設定したり、がむしゃらに成果を追い求めたりすることとは本質的に異なります。まず組織のメンバーの「幸せ」を実現することで、それぞれの仕事を好循環させ、それが自然に会社の業績につながっていくというのがBeing経営です。くず餅は「くず餅乳酸菌」を含んだ発酵食品ですので「発酵の力で日本を元気に」をビジョンに掲げて、色々なワクワクする取組を行っています。くず餅菌は450日かけて発酵させます。しかし製品の賞味期限は2日間しかありません。真空パックや脱酸素剤は使用せず自然の美味しさそのままにこだわり抜いています。くず餅はもちろん、くず餅プリン、飲むくず餅乳酸菌、くず餅を使用したあんみつ、豆寒天やところてんなどバラエティー豊かなアイディア商品郡。鬼滅の刃とのコラボも行っています。社員の幸福を考えた経営で、社員1人1人が「幸福を実感」。それが「感動・情熱」につながり「生き生きとした組織」となり「自発的な楽しい取組みが生まれ」「そのことが共感を呼び」「沢山のファンを作り」「大きな成果」に結びついている「Being経営」参考にしたいと思いました。今週から行うグループディスカッションですが、「AZAの客単価を上げるためのサービスを考えよう」の客単価UPの考え方は4つあります。
①お客様に喜んでもらうサービス
② 〃 を楽にするサービス
③ 〃 の大変を手伝うサービス
④ 〃 の困ったを助けるサービス
先週お話をした通り今まさにVUCAの時代「あらゆることの再定義が進んでいます」「働き方の文明的大転換期」「環境変化に適応できないものは滅びる」と・・私達のお客様へのサービス提供も見直しが必要です。有意義なディスカッションにしていきましょう。
エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA