デジタル化、DXなどの話が続いていますが、今日は違う側面のお話をさせてください。新将命(あたらし まさみ)先生の書いた書籍「経営理念の教科書」からお話をさせてください。「勝ち残る会社創りのための最強ツール」皆さんなんだと思いますか・・・経営資金、優秀な人材、販売製品とか・・実は「経営理念」といわれています。全ての基本になる指針だからです。経営理念とは、そもそも永く繁栄する会社を創るためのものであります。2019年の企業の倒産件数は8383件(負債額1000万円以上。東京商エリサーチ調べ)毎日ほぼ1時間ごとに1社が倒産していることになります。どんなに健康に見えても人の命には限りがある。しかしメンテナンスをきちんと施せば、企業の命は永遠であります。本来永遠であるはずの企業の命を散らせてしまうのであれば、その責任はひとえに経営者に帰することになります。一般的に「企業の寿命は30年」といわれますが、日本には200年を超える歴史をもつ長寿企業が3900社以上あります。そもそも長寿企業と短命企業を分ける最大の差異要因とは何か?それは経営者の人間力とリーダーシップであり、とりわけ重要なのは、企業の「社格」の大本となる経営理念の存在の有無なのです。理念のある企業とない企業では、業績面で長期的に4倍の差が出るといわれています。なぜ理念のあるなしで企業の業績に差がつくのか?企業業績のカギは、いうまでもなく正しい目標と正しい戦略、そして戦略に基づいた的確な戦術を現場に落とし込むことにあります。その出発点にあるのが理念です。また理念は社会における企業の存在証明、そして重要な自己アピールとなるものです。現に弊社のクレドカードは、外部から見ると凄い会社との認識になるようです。経営理念とは単なるお題目でもなければ、実務とは無縁の絵空事でもないのです。理念には確固とした力があります。何となく「理念なんてしょせん言葉遊び」と決めつけているように見えます。言葉遊びとは考えていなくても、理念の力はせいぜい精神的な支えにすぎないと捉えている人がほとんどではないでしょうか。しかしその認識は間違いです。企業の成功の50%は理念で決まるといわれます。また理念によってもたらされる経営上のメリットは6つあります。
求心力:社員全員のベクトルをあわせる。心を同じ方向に向かわせることで求心力を生む
誇りの力:仕事の手を抜いたり不正を行わない
信用力と信頼力:誇りから生まれる信用力と信頼力は尊敬を生む
求人力:何のために働くのか?が明確になっているので人をひきつける力になる
業績力:優れた人財が集まり、社員が誇りを持って仕事をし社会を味方にする
資金力:社会から尊敬される理念を持っていることで、株主や金融機関から高い評価を得る
また社風や社格は間違いなく理念からくる。理念が良ければ社風や社格も良くなる。社風が良ければリーダーの動きも変わり、職場の雰囲気が変わる。そして社員の働きも変わってくる。ワクワク感を発散しながら積極的に周りを巻き込みながら仕事に取り組むようになります。社員がワクワク感あふれた仕事をすれば、お客様満足度が上がり評価も上がります。弊社には「勝ち残る会社創りのための最強ツール」素晴らしい「クレド」が有ります。毎日のクレド唱和とともにクレドの確認と実践をお願い致します。
エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA