「キングダム・から学ぶ」(1176号)・・半導体製造装置設計のAZA

劇場版・キングダムⅡを4D映画館で鑑賞してきました。座席が激しく「揺れる」「飛ぶ」「叩く」顔にエアーが「吹く」「飛んでくる」戦闘の最中に相手を斬った瞬間に、血が水しぶきとなってふりかかる・・。4Dは大迫力で映画を何倍も楽しむことが出来ます。シーンに合わせてセリフが飛んでくるのと同じ感覚で、アクションを起こしてくるんです。技術にも感動です。さて皆さんもよくご存知『キングダム』は、による日本の漫画作品です。『週刊ヤングジャンプ』にて2006年9号より今なお連載中。 第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品でもあります。2022年6月時点で累計発行部数は9000万部を突破しています。古代中国の春秋戦国時代末期における、戦国七雄の戦争を背景とした作品であり、中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた「天下の大将軍に大いなる決意」を持った武将李信が主人公となっています。このキングダムはビジネス書としても多数の書籍が発刊されている通り、「経営戦略」「リーダーシップ」「コミュニケーション力」「哲学書」「自己啓発本」にもなっています。私達ビジネスマンが、仕事の場面に置き換えて学ぶこと満三の漫画です。内容には触れませんが、作者は「連載当初は人気が出ず、それで歴史も勉強しなおすなど苦闘して、いいものを描いている自信がありました。しかし、アンケートで最下位になり、連載打ち切りの候補になってしまいました。行き詰って、以前、アシスタントをしていて師匠と仰ぐ井上雄彦氏に相談すると一言「話はこれでいい、ただ主人公の信の黒目が小さい」とアドバイスを受けました。それで絵よりストーリーに重点を置いていたそれまでの姿勢を改め、絵に向き合ったのです。そして、黒目を大きくすると、バランスを取るため全体のタッチや構成も変化し、単行本でなら第4巻あたりから躍動感のある絵になり、人気が出て初の読者アンケート1位になった作品です。漫画もいいですが、せっかくの夏休み、実写版を大迫力をスクリーンでご覧になってはいかがでしょうか。感動とそこから学ぶこと大きいと思います。

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