自宅近くの水田は稲穂が実り、頭を垂れて黄金色に輝いています。稲の種類は早生(わせ)と中手(なかて)、晩生(おくて)の3つに分けられますが、もっとも早く収穫の出来る早生は既に稲刈りされていました。多くは中手なので、9月中旬から10月中の収穫です。今年は犬を連れての散歩の傍ら、田植えから成長を見てきたので例年より感慨深いです。もう少しするツヤツヤ、もちもちで甘味のある美味しい白米が食べれますね。楽しみです。イネにとって「老いる」ことは米を「実らせる」ことであり、老いの時期こそが最も大事であるといわれます。「生物である私たちにとって『老化』は戦略である・・・。『老い』はもっとも重要な実りのステージである」。書籍『生き物が老いるということ』で植物学者の稲垣氏がそのように書いていました。人生100年時代といわれますが、健康寿命は男性が72・68歳、女性が75・38歳(厚生労働省、2019年)で、平均寿命との差は約10年あります。しっかりと健康経営にも取り組んで健康寿命を伸ばしていきたいと考えています。書店に行くと、健康で長生きするための心掛けなどが書かれた本が数多く並んでいます。漫談家・綾小路きみまろ氏の『人生は70代で決まる』には「『老い』を経験できるというのは、ここまで生かしていただいたからこそです。」と言っています。感謝の気持ちを忘れずに生きがいを持ち、元気に楽しく実りのステージとなるように生きていきたいですね。弊社では高齢者雇用を積極的に行っています。健康で元気でいるうちは希望すればいつまでも働ける会社。働き方を自身でカスタマイズ出来る会社。弊社のクレドにある通り「働く社員が充実し、働きがいのある会社・ワクワクする職場を実現させます」今後も、誰もが安心して希望の持てる会社作りの構築に、全力で取り組んでいきます。
エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA