「リュウグウから持ち帰ったもの」(1203号)・・ワーク・ライフバランスのAZA

秋は月がとても綺麗に見えます。秋の月がきれいな理由は、単に心理的な問題だけではなく、いくつかの科学的にみて正当な理由があります。秋の空気が比較的乾いている。もう少し具体的にいうと、空気中の水蒸気量が少ないということです。 これによって、大気がぼやけたりすることがあまりないため、くっきりとした月が見えます。きれいな月を毎晩、眺めながらバルコニーで一杯やっています(笑)2020年12月、探査機「はやぶさ2」は地球から約3億キ口離れた小惑星「リュウグウ」で採取した砂を地球に持ち帰りました。地上に届いたカプセルには5・4グラムの砂。当初目標の50倍以上の暈であり、画期的な成果だったのです。リュウグウは、太陽系の初期にできた小天体が別の小天体と衝突し、飛び散った破片が集まって形成された小惑星とされ、砂の分析から太陽系の成り立ちに迫る情報を得られると期待が大きいです。今年に入り、驚くべき分析結果が相次ぎ発表されています。注目を集めたのは、生命体の基本材料となる23種類のアミノ酸や液体の水などが検出されたことです。太古の地球に数多くの小惑星の隕石が降り注ぐ中で、生命の元になる有機物や水がまぜられ、最初の細胞が誕生したのではないかと・・。今回の発見は、生命の材料の一部が隕石由来であるとする仮説を裏付ける証拠になります。宇宙科学の発達が生命誕生の秘密に迫ります。すごいロマン感じますね。週末は久しぶりに天体望遠鏡で秋のきれいな夜空に輝く星を観察してみます。

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