中小機構の大学校研修「徹底サポート!自社の経営戦略策定講座」を9月と10月合計3日間の研修を受講して来ました。研修のねらいとして、環境変化の激しい中で中小企業が持続的に発展していくためには、他社との違いを明確にして自社の優位性を獲得していくことが重要です。そのためには、自社の経営のシナリオとなる経営戦略を打ち出して経営を行うとともに、かつ、環境変化にあわせて戦略を柔軟に修正していくことが必要になります。本研修では、経営戦略の意義やその策定プロセスを理解した上で、実際に自社の経営戦略立案に取り組みます。また、専門家による個別指導により、より実行性の高い自社の経営戦略の立案に取り組みました。受講者は5人グループの4班で構成され、半数は経営者。会社規模も今回は弊社の規模ぐらいの会社が多かったように思います。インターバルの期間には個別オンラインで中小企業診断士のアドバイスを頂きながら、サマリーシート作成のお手伝いも頂きました。
カリキュラムは以下の通りです。
●経営戦略の意義とその必要性
・企業における経営戦略の位置づけとその必要性を考えました。
●具体的な経営戦略の立案プロセス
・中小企業にとって実行可能性のある経営戦略にするために、戦略論やフレームワークの活用の仕方を学びました。
●自社の経営戦略の立案①【演習】
・自社の経営戦略立案のために、演習講師の個別アドバイスを受けながら自社分析を通し
て経営課題の抽出に取り組みました。
●自社の経営戦略の立案②【演習】
抽出した経営課題をもとに、演習講師の個別アドバイスを受けながら自社の経営戦略立案
に取り組みました。
●戦略実行と組織への定着化
・経営戦略の継続的な修正を図り、組織に定着化させる方法を学びました。
今までに、何度も学び自身でも経営戦略を作成してきましたが、変化の激しい時代に再度学び直しました。作成した経営戦略を今日はご紹介します。