「家康・長生きの秘密・・」(1248号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク江戸時代の平均寿命40年時代に「75歳」で大往生した徳川家康。家康は若い頃から晩年まで一貫して麦飯を主食にしました。麦の水溶性食物繊維には、β‐グルカンがしっかり含まれていて整腸効果を高めて免疫力を強めます。ビタミンB1も豊富に含まれていて、頭の回転をよくし、疲労回復に役立ちます。味噌汁も飲んでいたので、ほぼ完全食と言えます。不足するタンパク質は主に鳥肉で補ったのです。そこが他の武将と家康との決定的な違いです。また、家康は信玄にさんざん苦しめられて、その強さをリスペクトしていました。敵であっても、尊敬に値する人物ならば、まさに命がけで貪欲に学ぶ。その姿勢を持ち続けていたことが凡人・家康の最大の武器だったと思います。江戸時代は以外にも奥女中たちは自分の生き方を、責任をもって自分の意思で決断しています。ですので江戸時代は離婚率も、再婚率も高い時代で、イメージとは裏腹に女性たちが自立していたのも事実です。家康は最先端だった中国の医学書をたくさん輸入し、贅をこらした道具で日々薬の調合に没頭しました。政などの日々の悩みから離れて、ストレスから解放される瞬間だったのではないでしょうか。それが健康と長寿の秘訣だったのかもしれません。巧みな戦略家であった徳川家康は、非情に熱心な勉強家でも有りました。家康は、『吾妻鏡(あづまかがみ)』などの歴史書を研究し組織やルールを作って行きました。鎌倉幕府の歴史から学び、失敗を繰り返さないようにしていたのです。平和を希求した家康が、なぜ数多くの戦に臨んだのか?それは家康がリアリストであったがゆえに、戦乱を止めるには戦に勝ち続けて、「最強の覇者になるしかない」という結論に達したからでしょう。先の見えない時代でも歴史から学ぶことが出来ますね。

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