技術屋のサブスク最近「心理的安全性」という言葉をよく目にします。職場や組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。「心理的安全性」が高いと自身の能力を発揮しやすく、チーム全体のパフォーマンスの向上や成長、組織全体の利益にもつながるといわれています。その正反対の関係にあるのがハラスメントです。ハラスメントの中でもパワハラが最も多く、過去3年間で一度でも経験した人は31・4%。厚生労働省の調べによると、そうした職場の特徴として「上司と部下のコミュニケーションが少ない、もしくは無いない」が多くなっています。職場やチームにおいて心理的安全性を高くしていくには、使う言葉を変えることが効果的といわれています。(参考書籍:『心理的安全性をつくる言葉55』原田将嗣著)
①名前を添えてあいさつをする
②感謝を伝える際は具体的な理由も付ける
③実現不可能なアイデアにも「無理だ」と突き放さず、「その視点はなかったね」などでこたえる。
何といっても”話しやすさ”こそが大切なのです。職場も友人・知人との関係においても言葉は最も大切なことの1つです。言葉に「信念や誠実さがあるか、ないかは不思議と伝わります」AZAクレドの「仲間を大切にします!(チームワークのクレド)」には「報告・連絡・相談に尊敬をプラスします。」とあります。相手を敬う言葉使いと態度を点検してみましょう。