「消せるインクは便利だけど・・」(1270号)・・業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 皆さんは手帳にどんなペンを使っていますか。素材や太さだけでなく、インクの種類もゲルインク、水性、消せるインクなど、いろいろあります。手帳オーガナイザー、ビジネス手帳専門家の桶下眞理さんは、このように言われています。
個人的にお勧めできないのは、利用者が意外と多い消せるインクのペンです。利用者に理由を聞くと、大半は「予定が変わったときにすぐに消せるから」と答えます。しかし、このペンを使うとあなたの頭の中で、予定はいつでも変更できると脳が判別して、未来にやりたい事を先延ばしにしてしまうかもしれません。確かにこのペンを使って手帳を書くと、きれいに使えるでしょう。ですが、大事なのは、きれいに使う事ではなく、自分の決めた未来を実現していく事です。「来月はホテルのカフェで手帳タイムを作ろう!」と計画を立て手帳に書いたとします。しかし、他の予定が入って行けなくなりました。二重線でその予定を消すと、手帳は汚くなります。また、楽しみにしていた予定がなくなると、誰しも悲しいし嫌です。このような感情を味わう事が大事なのです。人は、マイナスの気持ちを持つと、同じ気持ちを味わいたくないという風に脳が感じます。そして、次は失敗しないようにどうしたらいいかを考えます。こういう風にして、本当にやりたい事をクリアしていきます。勇気を出して消せないインクのペンで未来の予定を書いてみてはいかがでしょうか?私は消せるインクペン愛好家です。先日手書きで少し長文の手紙を書きました。手紙なので、消せないボールペンで作成。間違っても消せないので緊張して、丁寧に書きました。間違っても消せるインクペンに慣れてしまい、いい加減で雑に物書きをしていたことに気が付きました。習慣化すると気持ちへの影響があるんですね。私も考え直してみたいと思います。

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA