技術屋のサブスク 以前ブログでも紹介した近未来の月面生活を疑似体験できる展覧会が都内で開催され、にぎわいを見せています。(日本科学未来館「NEO 月でくらす展」、9月3日まで)。子どもたちは隕石回収や水資源探査などのミッションに夢中で、そのまなざしは真剣そのもの。彼らにとって、月は“眺めるもの”から“訪れる場所”になるかもしれないと思うと、大きなロマンを感じますね。
今月1日から7日は「スター・ウィーク~星空に親しむ週間」。この時期は全国的に梅雨が明けて天候が安定し、星の観測に適している。そのため例年、同期間を中心に各地で天体観望会など、さまざまな催しが行われます。今年は近代的な光学式プラネタリウムが誕生してから100年の節目に当たることから、その記念企画が開催されている地域も多いです。
今年の“スター・ウィーク”のキャッチコピーは「この星空、ひとりで見るにはもったいない。」――美しい星空を眺めるもよし、プラネタリウムへ行くもよし。家族や友人、夏休み中の子供達と星空体験を共有し、心弾む語らいを広げたいものですね。
さて8月の夜空で注目したいのは、三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」です。多くの流星を見られるのは11日から14日で、極大は14日の夜明け近くと予想されています。天候などの条件が整えば、1時間に30個程度が観察できるといわれています。是非ご家族やお子さんと共に観察されると素敵な夏休みの思い出にもなりますね。また、135億年前のものとも推定される銀河を発見するなどの成果を上げ、“天文学に革命を起こした”といわれる「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が捉えた画像もインターネットで公開されています。どれも息をのむような美しさで、宇宙の神秘を身近に感じることが出来ます。https://www.businessinsider.jp/post-263782
天空を見上げ、無窮の宇宙に思いをはせると、同じ星空の下、共に生きる人たちへの愛慕も増し平和の希求もましてくるのではないでしょうか?もうすぐ夏休みです。星空に思いを馳せる素敵な週間をお過ごしください。