「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日・・」(1341号)業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 楽しい夏休みを過ごして頂く為の注意喚起(その3)
明日は「山の日」「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日です。夏は、海や川、山など、アウトドアでのレジャーを楽しむ機会が増える季節です。今回は、内閣府政府広報室が運営する政府広報オンラインより、「山岳遭難・熱中症」についてお伝えします。
◎川では天気の急変や急な増水に注意!
山には川もありますん。川などでのレジャーでは、河原でのバーベキューなど、必ずしも水に入ることを目的としない楽しみ方もあります。そのようなレジャーでも、毎年のように水難が発生しています。川などの状態は、上流の天候などによって大きく変化し、安全と思われる場所でも、上流で豪雨などがあると急に増水し、水難につながる危険があります。また、川底の石に藻が付いたりして滑りやすくなっていることがあるため、足をとられて転倒し、流されたり、溺れたりする危険があります。川などでの水難を避けるためには、前述したような海での注意点に加えて、以下のような注意をしてください。
【川の水難事故予防のポイント】
・出掛ける前に天気や川の情報をチェック
・危険を示す掲示板などがあるところは避ける
・河原や中州、川幅の狭いところに注意
・天気や川の変化に注意する
・ライフジャケットを着用する
※国土交通省「河川水難事故防止!川で安全に楽しく遊ぶために」
https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/play/anzenriyou.html
◎依然多い、中高年の山岳遭難
令和3年(2021年)には2,635件の山岳遭難が発生し、計3,075人が遭難しています。そのうち死者・行方不明者は283人でした。過去10年間の山岳遭難発生件数をみると、増加傾向で推移していたのが、令和元年から2年連続で減少したものの、令和3年は増加に転じ、過去最多となった平成30年に次ぐ件数となりました。3,000m級の山岳では、例年と比較して遭難者数が減少しましたが、首都圏近郊の標高の高くない山等では増加しました。
山に入った目的別に遭難者の割合をみると、1位が「登山(ハイキング、岩登り、スキー登山などを含む)」で全体の77.9%、2位が「山菜・きのこ採り」(11.3%)となっています。
遭難の内容別にみると、1位が「道迷い」で全体の41.5%、2位が「転倒」(16.6%)、3位が「滑落」(16.1%)となっています。
【遭難を防ぐための注意点】
・知識・体力・経験に見合った山選びを
・登山計画の作成、提出
・冷静な状況判断と、慎重な行動を
・通信手段の確保

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA