「60歳の教育実習生:負けじ魂の挑戦」(1384号)業界初・ものづくり技術支援をサブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 鹿児島・奄美大島に住む“60歳の教育実習生”が、まさに人生の新たな局面に果敢に挑戦しています。この素晴らしい女性は、教員になる夢を追い求め、経済的な厳しさの中で仕事との両立を図りながら大学の通信教育部に入学。その道のりは容易ではありませんでした。仕事、子育て、スポーツ指導などで多忙な日々の中で、一度は学びの道を途切れさせざるを得ませんでした。
しかし、彼女は逆境に立ち向かう力強い“スットゴレ!(負けてたまるか!)”の精神を胸に秘め、夫の病気、自身の病魔との戦いにも屈しなかったのです。苦難にも負けない強さ、それが彼女の信念でした。
一昨年、病状が安定した時、再び教育への情熱が燃え上がり大学の通信教育部に復学。そして、今年の6月、島の小学校で教育実習を果たしました。彼女には年齢制限で採用試験が受けられないという現実がありますが、それでも彼女の目標は変わらず、期限付きの任用職員を目指しています。
彼女は語ります。“私の諦めない姿を通して、関わる子どもたちに勇気と希望を送りたい。”その言葉には、彼女の強い意志と愛情が溢れています。そして、彼女の挑戦には家族も熱心に共感し、長女、次女、三女は“同窓生”として、母の夢を温かく応援しています。
この素晴らしい話から私たちが学ぶことは、どんな状況にあっても人生の挑戦には年齢の壁はないということです。負けじ魂がある限り、人はどんなに高い山も登り切り、成長し続けることができるのです。私達熟年層世代には不屈の精神を貫く彼女の行動は、大きな励みとなりますね。
『人生は「これ以上無理だ」とあきらめる自分、「もうこれくらいでいいだろう」と妥協しそうになる自分との戦いである。』

エンジニアリング事業部・最近の実績☆☆AtoZtoA