「フレッシュ・スタート効果と行動変化への一歩」(1444号)機械設計業務を定額料金・サブスクで提供するAZA

技術屋のサブスク 皆さん、新年の目標を立てましたか?
多くの人が新年という区切りを利用して、新たな目標を設定しているのではないでしょうか。
運動の習慣化、資格取得、習い事の開始など、昨年達成できなかったことから新たに始めることまで、さまざまだと思います。
実は、このように区切り目に新たな目標を立てると、達成率が高くなることがあります。昨日のブログで触れたように、この現象は「フレッシュ・スタート効果」と呼ばれ、新年や月の始まりなどの節目に目標を立てると、その後のモチベーションが高まり、目標達成に向けて行動を起こしやすくなります。
フレッシュ・スタート効果が最初に報告されたのは、2014年、ペンシルベニア大学のヘンチェン・ダイ氏らによる「Management Science」への投稿です。
研究チームは、「Google Trends」を用いて、新年や月、週の始まり、誕生日、仕事(学校)の開始日などで「ダイエット」に関する検索数の変動を分析しました。
その結果、これらの始まりの日は前日(終わりの日)と比較して、「ダイエット」に関する検索が増加する傾向が確認されました。
この結果は、週や月の始まり、特に新年の初めに、多くの人がダイエットを始めるための情報を集めようとしていることを示しています。しかし、これだけでは人々が実際に行動に移しているかどうかはわかりません。
そこで、研究チームは大学のジムを利用する学生の数を調べ、ジムへの訪問者数が年や月、週、誕生日、仕事(学校)の始まりと前日でどのように変化するかを比較しました。
分析の結果、週や月などの始まりの日には、前日よりもジムの利用者が多く、多くの人が運動をしに来ていることが確認されました。これは非常にわかりやすいですね。
これらの結果は、多くの人が節目に新しい行動を始め、情報を集めるだけでなく、実際に行動に移していることを示唆しています。
新年の抱負や目標を立てるのは今でも遅くありません。是非、自分自身に備わる無限の可能性を開花させる一年にしましょう。必要なのは「変わろう」という決意です。 定額制・技術サービス ←

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