「機械設計会社の健康経営」(1555号)

今月、神奈川県庁で開催される「健康経営勉強会」で弊社の健康経営について紹介することになりました。今日は改めて弊社の健康経営を紹介したいと思います。(神奈川県公式ホームページで紹介されています!)
私たちの会社は1989年に創業し、今年で35周年を迎えました。半導体製造装置メーカーへの技術・設計支援を主力業務とする精密機械設計の企業であり、35名の社員のうち33名が技術者です。
健康経営導入の経緯
「従業員第一主義」の経営理念を掲げ、社員の健康問題や高ストレスによる離職が増えたことを受け、社員の健康をサポートする施策を実施しました。
具体的な取り組み
毎日のラジオ体操や有線放送での音楽によるメンタルヘルスの改善、糖質カット効果のある健康茶の提供、スポーツクラブの補助金支給、重炭酸泉入浴剤の支給など、多岐にわたる施策を行っています。また、旬の野菜を提供する食育マルシェ、マッサージ器や電子血圧計、バランスボールの導入、観葉植物の配置なども実施しています。
ライフワークバランスの向上を図り、在宅勤務や週休3日制を導入し、残業時間を月平均15時間から7時間に減少させました。定年は65歳ですが、70歳までの雇用も行い、給与も変動させていません。
健康経営の効果
これらの施策の結果、社員の健康意識が向上し、コミュニケーションが増加しました。スポーツクラブに通う社員が増え、体重減少者も多く出ています。腰痛や首の痛みを訴える社員が減少し、体調不良による休暇も減少しました。ストレスチェックでの高ストレス者や離職者も減少しています。
今後も社員の健康を第一に考え、働きやすい環境づくりに努めていきます。

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