毎年9月1日の『防災の日』と9月の『防災月間』を迎えるにあたり、自然災害への備えを改めて見直すことの重要性がさらに増しています。マグニチュード8から9クラスの南海トラフ巨大地震が、今後30年以内に70~80%の確率で発生すると予測されています。大規模な地震がいつ起きてもおかしくない状況を認識し、日頃からの備えを進めることが不可欠です。
現在も、非常に強い台風10号の発生により、心休まらない日々が続いています。「いざという時」に備えることの重要性は理解されているものの、多くの場合、“今すぐではないだろう”と考えがちです。しかし、「防災の日」を機に、あらゆる災害への油断を戒め、自他の安全への備えを万全にする必要があります。
いざという時に真価を発揮するのは、実は“いざ”という瞬間だけでなく、日々の心がけや行動にかかっています。それは防災だけでなく、個々の生き方や日常の姿勢にも通じるものです。備えは“いつか”ではなく、常に“今から”始めることが大切です。これこそが、被害を最小限に収めていくための鍵と言えるでしょう。
今後も気象情報に注意を払いながら、自らの命を守る行動を最優先に考え、備えと安全第一の精神で安穏な未来を築いていきましょう。なお、月曜日の出勤については、日曜日に状況を判断し、全社員に緊急連絡網でお知らせいたします。連絡がない場合は通常勤務となります。