「白州次郎の研修会に参加して」(1608号)

取引金融機関の研修会に参加してきました。
先日、取引金融機関が主催する研修会に参加してまいりました。研修場所は、町田市にある史跡名所「旧 白州邸 武相荘(ぶあいそう)」です。私はかつて約30年間、町田に在住していましたが、恥ずかしながらこのような偉大な人物が町田にいたことは知りませんでした。そこで参加前に白洲次郎氏についての書籍を読み予習してから参加させて頂きました。
研修では、戦後の日本を立て直すために尽力された白洲次郎氏について学ぶ貴重な機会を得ました。彼は、終戦直後のアメリカ占領下にあっても、アメリカの言いなりにはならず、言うべきことを堂々と主張した人物です。特に、マッカーサーに対しても怯むことなく意見を述べたことで「マッカーサーに喧嘩を売った男」として語り継がれています。NHKの番組「その時歴史が動いた」でも取り上げられた白洲次郎氏は、民間人でありながら、後世に多大な影響を与えた方です。
もし彼がいなかったら、現在の日本はアメリカの意向に左右され、もっと不利な条件を抱えていたかもしれません。その偉大さに触れることができた研修は非常に意義深いものでした。
研修の講師は、白洲次郎氏の娘婿である牧山桂夫氏で、彼から白洲次郎氏の生き様や生活ぶりについて直接お話を伺いました。白洲次郎氏のリーダーシップ、考え方、そして経営者としての振る舞いには多くの示唆があり、私自身も大いに学ぶことができました。
今後、白洲次郎氏の信念やリーダーシップを参考にし、当社の経営に役立ててまいりたいと思います。皆さまも機会がありましたら「旧 白州邸 武相荘(ぶあいそう)」にぜひお出かけ下さい。