【地元ネタ】先週末、相模原市で「さがみはらリニアフェスタ」が開催されました。リニア中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」が建設中の相模原市では、駅開業までの間、この工事現場を活用して地域に活気をもたらす文化芸術イベントが進行しています。今回のイベントは、相模原市とJR東海が協力し、県として初の取り組みとして行われたものです。
神奈川県知事・黒岩祐治氏は、「10年間もこの巨大な空間がそのままなのはもったいない」と語り、リニア駅建設現場を地域活性化の拠点にする構想を述べていました。3年後には完成の予定だった「神奈川県駅(仮称)」も、あと10年ほどかかるとのことですが、その間も地域のにぎわいを創出する工夫が行われています。
このフェスタでは、シールドマシンの発進部にプロジェクションマッピングが施され、特設ステージでの対談やライブパフォーマンスが来場者を楽しませました。初日には「かながわ観光親善大使」である河村隆一さんが登場し、知事との対談や熱唱が会場を盛り上げました。イベントは大好評で、来場者枠3000人がすぐに埋まり、ライブチケットも数分で完売するなど、大きな反響を呼びました。
少し遠くなったリニア新幹線の完成ですが、この地域が未来へ向かってさらに発展していく様子を楽しみにしたいですね。