「マイナ保険証の本格運用スタート!そのメリット」(1656号)

先日朝礼でも紹介した通り12月2日から健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証を基本とした仕組みに移行しました。これにより、普段の診療から緊急時まで、医療の受け方が大きく進化します。今回はそのメリットをわかりやすくお伝えします。
マイナ保険証の主なメリット
1. 医療の質向上
過去の薬の履歴や健診結果を共有することで、適切な診療を受けられます。初めて訪れる医療機関でも、重複検査や薬の飲み合わせのミスを防ぎます。緊急時には迅速な対応にもつながります。
2. 受付がスムーズ
これまでの保険証と診察券の提示が不要になり、顔認証リーダーにカードを置くだけで手続き完了。持ち物が減り、受付も簡単です。
3. 高額療養費の手続き簡素化
事前申請なしで高額療養費の自己負担限度額を超えた分が免除されます。これにより、窓口での一時的な全額支払いが不要になります。
4. 医療費控除が楽に
確定申告時、医療費の領収証を管理する手間が省けます。マイナポータルから医療費を自動入力し、スマートフォンで簡単に申請が可能です。
まだ保険証が使える期間も安心
従来の保険証は最大1年間使用可能で、マイナンバーカードを持たない人には「資格確認書」が発行され、これまで通り保険診療を受けられます。マイナ保険証は医療体験を便利にするデジタルツールで、新しい技術を活用する良い機会です。ぜひこの機会にマイナ保険証を活用してみてください。