「防災とボランティア週間について」(1682号)

先日、九州で大きな地震が発生しました。南海トラフ地震も「いつ起きてもおかしくない」と言われる現状です。このような地震のリスクを踏まえ、私たちは改めて防災意識を高める必要があります。
毎年1月17日は「防災とボランティアの日」と定められ、その前後1月15日から21日までが「防災とボランティア週間」とされています。この週間は、平成7(1995)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に設けられました。この震災では、死者6,434名、負傷者約4万4千名、家屋被害約26万戸という甚大な被害が生じ、戦後発生した地震災害としては東日本大震災に次ぐ規模となりました。
当時、多くのボランティアが現地に入り、炊き出しや瓦礫の撤去、被災者支援活動を行いました。これにより、ボランティア活動の重要性が全国的に再認識されるきっかけとなりました。
日本は地震大国です。私たち一人ひとりが防災意識を持ち、備えることが求められています。そして、いざ災害が起きた時、ボランティアとして支援をする日が来るかもしれません。また、逆に支援を受ける立場になることも考えられます。
この週末「防災とボランティア週間」を契機として、防災に関する行動を一つでも実践してみてはいかがでしょうか。例えば、非常用持ち出し袋の準備や、家族や職場での避難ルートの確認、地域の防災訓練への参加など、できることはたくさんあります。
アザエンジニアリングとしても、防災意識の啓発や備えの強化に取り組んでいきます。社員の皆さんも、これを機に身近なところから防災を意識してみてください。