「第一回 幸せ創造会議を開催しました」(1683号)

外部コンサル会社の支援を受けて取り組んでいる「ウェルビーイング経営」の一環として、昨年社員の幸福度調査を行いました。その結果を踏まえ、「私たちが目指す理想の組織像」をテーマに「第一回・幸せ創造会議」を開催しました。
会議では、現状と理想の間にある課題(GAP)を共有し、これをどのように埋めていくかをディスカッションしました。その内容を皆さんにもお伝えします。
●私たちの理想の組織像とは?
会議では、まず「理想の組織」について意見を出し合いました。
社員全員が共感したキーワードは次のとおりです
・「個人の成功」と「チーム全体の成功」を両立する組織
個々の成果を尊重しつつ、チーム全体が一つになり、成長を共有できる組織。
・「仲間」としてのつながり
冗談を言い合える、何でも相談できる、そして同じ目標を共有できる環境。
・夢や目標を持ち、それを応援し合える会社
仕事だけでなく、個々の夢や希望が語れる場をつくり、共に励まし合える文化。
現実とのギャップとその要因
一方で、現実には以下のような課題が挙がりました
・つながりの希薄さ
フルテレワーク環境や個々の業務に集中するあまり、横のつながりや共有意識が薄れている。
・サポート体制の不足
若手の育成や相互サポートを進める仕組みが不足し、「一人で抱え込む」状態になりがち。
・所属意識の低下
チームとしての一体感や会社への帰属意識が、現状では十分に育まれていない。
ギャップを埋めるためのアクションプラン
こうした課題を解決し、理想の組織に近づくために、次の取り組みが提案されました
1.つながりを強化するルールや仕組みの導入
・楽しく参加できるイベントや仕組みを増やし、自然な交流を促す。
・バディ制度の再導入を検討し、新人からベテランまでサポートし合う文化を復活させる。
2.成長の道筋を明確化
・スキルロードマップを作成し、社員全員が自身の成長を実感できるようにする。
・「教える」「育てる」文化を再構築し、面倒見の良い環境をつくる。
3.柔軟な働き方と所属意識のバランス
・フルテレワークと出社のバランスを見直し、つながりを感じられる仕組みを模索する。
・テレワーク環境でも一体感を生む工夫を取り入れる。
理想への第一歩を踏み出して
今回のディスカッションを通じて、私たちが目指すべき理想像が明確になりました。そして、それを実現するためには、社員一人ひとりの意識と行動が鍵になることを再確認しました。
理想の組織づくりは一朝一夕では実現しません。しかし、一つ一つ課題を乗り越え、みんなが笑顔で働ける職場を目指して、全員で前進していきたいと思います。
これからも、社員の皆さんと一緒に「幸せな会社」を創造していきましょう!