来週末は春3月です。3月といえば、東日本大震災(3.11)を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。今年で震災発生から14年が経ち、改めて防災意識を見直す時期です。
政府は3月下旬に南海トラフ巨大地震の被害想定を公表予定です。事前の備えが重要であり、我が家では家具に突っ張り棒を設置し、転倒防止の地震対策をしています。皆さんのご家庭ではどのような備えをされていますか?
地震による被害と耐震対策
近年の大規模地震では、建物の倒壊による圧死・窒息死が多く、
・阪神・淡路大震災では犠牲者の約8割
・熊本地震では6割
・能登半島地震では約6割
が建物倒壊によるものでした。特に、1981年5月以前の旧耐震基準の建物は倒壊リスクが高く、熊本地震では無傷だった建物はわずか5%でした。
旧耐震基準の住宅は耐震改修が推奨され、政府は耐震改修工事の補助金を拡充しています。自治体ごとの助成制度も確認し、部分的な耐震補強や耐震シェルターの活用も検討すると良いと思ます。
新耐震基準でも油断は禁物
1981年6月以降の新耐震基準でも、大規模地震では倒壊の可能性があります。熊本地震では新耐震基準の家でも2割が大破・倒壊しました。基準は「1回の震度6強以上の地震で倒壊しない」ことが目的であり、繰り返しの揺れでは被害が拡大する可能性があります。築30年以上の建物は、専門家による耐震診断を受け、補強を検討してみてはいかがでしょうか。
日常からできる防災対策
防災対策は建物の耐震補強だけではなく、室内の安全対策も重要です。
1.高い所に重い物を置かない
2.家具を固定する(突っ張り棒やL字金具)
3.ガラスの飛散防止フィルムを貼る
4.避難経路を確保し、非常用品を備える
地震はいつ発生するかわかりません。週末3連休「備えあれば憂いなし」の精神で、ご家庭の防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。