◎2.24から1泊2日で丸紅多摩センター研修所にて「組織力強化合宿」を行って参りました。
研修参加者は、社長含め、役員・管理職合計8名。研修を行って頂いたのは、弊社コンサルタント
会社の「ビジネスデザイン」様。講師の刑部様、古谷様・鮫島様の素晴らしいスッタフのご指導のもと
大変充実した環境の研修所で夜の懇親会含め、2日間最高の学びを得ることが出来ました。
研修の内容は、数回に分けて、皆様にお伝えしたいと思います。
◎研修1日目はオリエンテーションから始まり、
「導入講義→経営理念→経営環境分析(内部・外部環境)→体力・管理分析」のワークを個々で行いながら、
グループで共有化のディスカッションを行い、全体で発表会を行う内容でした。
研修会2日目も同様の方法で、「販売力分析→事業領域→課題と優先順位」について学びました。
◎沢山の学びと気付きを得る中で、特に私の印象に残ったのは「経営理念」の中身と、理念浸透が大切な事を
事例を通して学びました。世界最古の企業が日本にある「金剛組」で何と創業が「飛鳥時代」西暦578年
実に1400年の歴史がある宮大工の建設会社です。バブル時に不慣れなコンクリートの建物に手を出してた結果、
経営危におちいり給料の遅配が続く中、実は社員が1人も辞めなかったのは、理念が浸透していたからと
言われている。「我々の姿勢」と題した理念には・・
『私達は、その時代の人々の信仰と、心のよりどころを醸成する宗教建築の造営に携わり、その永い歴史の中で
常に心に刻んできたのは、先駆者たる自覚に基づいた伝統の技術を、後世に伝えるという使命感です。
圧倒的な荘厳感、極楽浄土の具現化、それらを目指して先達は技の鍛錬と心の修養に勤めてまいりました。
常にお客様から求められる存在でありたい、そのような気持ちが社寺建築一筋に1400年余続いた原動力と
なっています。私達はこれからも伝統を重んじつつ、あたらしい技術を常に追求するリーディングカンパニー
でありたいと願っています。』(中略)と書かれています。
◎これが倒産の危機に大きな団結の支えとなった理念思想だった。
社員にしっかりと会社理念が浸透していた証とも言えし、理念のもと危機に瀕した際に一致団結の
力となったのも会社理念だったと言えます。
AZAの理念は、具体的であらゆる場面でも対応できる内容になっている。(と思っている)
(社外には好評だが社内には不評? 自分は良い出来だと思っている(笑) )
今後は強い会社作りとして、会社理念の教育と浸透に注力し「目的」「ビジョン」「ベクトル」を
皆で合わせ、共有し心を1つに団結した会社にしていきたいです。