「仕事を楽しくする流儀」(251号)

◎山梨中央銀行が発行している月一の機関紙として「経営相談」という小冊子があります。

今月は「マグロ船で学んだ・労働の流儀作法」と題した内容がとても面白いのでご紹介したいです。

筆者が実際に体験し、そこで学んだ遠洋漁師の「仕事の究極の流儀」を

マグロ船の実態の話も併せて紹介されています。とてもいい内容でしたので、現在

冊子を回覧中です、10~15分程度で一読出来ますので必ず読んでください。

(出来れば早めに回覧してくださいねぇ)

マグロ船で学んだ・労働の流儀作法

◎著者:齊藤正明さん 北里大学卒業→バイオ系企業の研究所に配属→業務命令でマグロ船に乗る

→助け合う漁師の姿に感銘→帰港後マグロ船で学んだ漁師流コミュニケーションを社内に

取り入れ社風改善に成功→人材コンサルタントとして企業→TSUTAYA主催の講師オーディション

でグランプリ受賞→現在年間200回以上の講演・人材育成指導で全国飛び回る。

 

◎「楽しく働き成果を出す遠洋漁業の仕事術」究極の職場で、人生観が一変する。

一度出港すると次に陸地に戻るのは、50日後。毎日非常に狭く危険な船内で浸食を共にする。

円滑な人間関係を構築してチームワークよく働かないと命に及ぶ災害が起きる為に、

高度なコミュニケーション能力が必要。また太平洋のど真ん中で、不便な環境で困ったことが起きても

全て自分たちの力で解決しないといけない世界。逃げ場のないストレスと闘う。

トップクラスの売上を誇る「日本一の船」と呼ばれていたその船は、過酷な環境下の中でも

皆が生き生きと楽しく働いていた。そこで学んだことをまとめると・・・

 

①≪トライ&エラーで成長しよう≫

一番大事なことは「決めること」「エイっ!と決めて、ヤっーとやる」失敗したらすぐに起きる

 

②≪お叱り、クレームを素直に聞こう≫

「出来ません」は助言を閉ざす。自分の発想などたかが知れている。

上司の小言には、長年培ったノウハウの塊があふれている。

 

③≪起きたことの意味は、自分で決めよう≫

起きたことに良いも悪いもない!自分い起こったことは自分が勝手に意味を付ける

ポジティブは、好環境を招く、より会社が楽しくなり未来が開け可能性が増える

 

④≪ゲームの要素を加えて仕事を楽しもう≫

捕れても捕れなくても楽しくやる。タイムトライアルで楽しく効率化につなげよう

 

⑤≪大事なことを見つける目を養おう≫

見ているのに見ていない。目の前のチャンスに気が付かない。目を養えば大事気付き得て活かせる

 

⑥≪見えない隠れた本質を見抜こう≫

目の前の物だけで評価すると、隠れた全体の本質が捉えられず、大きな間違いを犯す

 

⑦≪誰にも出来る仕事をしっかりやろう≫

誰にも出来ない仕事が出来るようになるには、丁寧に確実に一つ一つをこなすことが一番近道

 

⑧≪自分の性格の可能性を見出そう≫

組織は様々な性格の人間がいたほうが安定し、危険も回避できる

 

⑨≪一日を振り返る静かな時間を作ろう≫

足を止め、やり方に間違いはなかったか?失敗はどうしたら防げたか?とこまめに振り返ることが必要

 

※詳しくは冊子を読んで参考にして頂いて、1つでも良いので自身に取り入れてみてください。

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~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~