◎新しい月に変わり月刊誌が続々と届いております。
今日は、「日経ものづくり」から記事のご紹介を致します。
特集は「私のものづくり魂」優れた製品は何が生み出すんだろうか?
設計力、生産力、マネジメント力・・・。これらももちろん重要だが、日本企業には、
より一層大切にするものがある。それは、技術者の強い思いや、情熱、意欲すなわち「ものづくり魂」だ。
技術者の生み出す製品は単なる「物質」ではない。技術者の知恵や努力、汗そして涙の結晶なのである。
ここまでして初めて製品が輝きを放つようになる。これを可能にするのは、
個々の技術者が心に宿したものづくり魂以外にない。日本の製造業を引っ張る技術者への取材と調査から、
熱きものづくり魂に迫った・・・。様々な企業の「私のものづくり魂」が紹介されています。
少しだけ紹介します・・・
・製品やサービスを開発段階で先進ユーザーに使ってもらい、その意見を反映させながら
価値を練り上げる。「ユーザーの声が技術者のやる気を引き出す」***ソニーソリューション開発統括部長
・「第二のソニーを生み出したい」****プレフィールドネットワークCEO
・魂を込めなければ1μm以下のものは加工できない。****キャノンモールド技術伝承部課長
・貪欲に学び続ける技術者でありたい。****アイシン主任研究員
・努力しないと技術はすぐに消える。****JAXA工学研究員
その他に、読者が考える「ものづくり魂」についてアンケート結果もしばらく掲示しますので
参考にしてください。「日経ものづくり」は回覧致しますので、一読ください。
◎新聞記事より(ものづくりの使命感・・)
トヨタ自動車の草創期をモデルにしたドラマが放映された。特に販売店や部品メーカーといった、
陰の人々に光が当てられていた
▼同社の市販車第1号は、よく故障した。苦情も殺到し、販売は困難を極めた。
だが販売店の支配人は負けていない。「我々が自信をもってユーザーに差し上げることのできるものは、
ただ誠意・誠実・まごころ、それだけだ。我々は全力をあげて、それを実践する」
(若松義人著『トヨタのリーダー 現場を動かしたその言葉』PHP研究所)
▼営業マン自ら、整備・点検に汗を流した。整備士と共に故障車のもとへ、昼夜を問わず駆け付けた。
もっといい車を作ってくれれば、苦労しないのに――こう思って当然であろう。
だが彼らは人をあてにしたり、人のせいにはしなかった。“国産車を育てるのは自分だ”という決意と確信は、
技術者にも劣らなかった
▼新しい時代を切り開くときは、自分の強い信念が大切だ。そのために、できることは何でもやる。
そんな気概で壁を破りたい
※現在進めている「AZAの自社製品についてのディスカッション」にもこの「ものづくりの魂」を
是非参考に進めて頂きたいと思います。
——————————————————————————————–AtoZtoA——
~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~