「ものづくり魂とは・・」(256号)

◎新しい月に変わり月刊誌が続々と届いております。

今日は、「日経ものづくり」から記事のご紹介を致します。

日経ものづくり

特集は「私のものづくり魂」優れた製品は何が生み出すんだろうか?

設計力、生産力、マネジメント力・・・。これらももちろん重要だが、日本企業には、

より一層大切にするものがある。それは、技術者の強い思いや、情熱、意欲すなわち「ものづくり魂」だ。

技術者の生み出す製品は単なる「物質」ではない。技術者の知恵や努力、汗そして涙の結晶なのである。

ここまでして初めて製品が輝きを放つようになる。これを可能にするのは、

個々の技術者が心に宿したものづくり魂以外にない。日本の製造業を引っ張る技術者への取材と調査から、

熱きものづくり魂に迫った・・・。様々な企業の「私のものづくり魂」が紹介されています。

少しだけ紹介します・・・

 

・製品やサービスを開発段階で先進ユーザーに使ってもらい、その意見を反映させながら

価値を練り上げる。「ユーザーの声が技術者のやる気を引き出す」***ソニーソリューション開発統括部長

・「第二のソニーを生み出したい」****プレフィールドネットワークCEO

・魂を込めなければ1μm以下のものは加工できない。****キャノンモールド技術伝承部課長

・貪欲に学び続ける技術者でありたい。****アイシン主任研究員

・努力しないと技術はすぐに消える。****JAXA工学研究員

 

その他に、読者が考える「ものづくり魂」についてアンケート結果もしばらく掲示しますので

参考にしてください。「日経ものづくり」は回覧致しますので、一読ください。

 

◎新聞記事より(ものづくりの使命感・・)

トヨタ自動車の草創期をモデルにしたドラマが放映された。特に販売店や部品メーカーといった、

陰の人々に光が当てられていた

▼同社の市販車第1号は、よく故障した。苦情も殺到し、販売は困難を極めた。

だが販売店の支配人は負けていない。「我々が自信をもってユーザーに差し上げることのできるものは、

ただ誠意・誠実・まごころ、それだけだ。我々は全力をあげて、それを実践する」

(若松義人著『トヨタのリーダー 現場を動かしたその言葉』PHP研究所)

▼営業マン自ら、整備・点検に汗を流した。整備士と共に故障車のもとへ、昼夜を問わず駆け付けた。

もっといい車を作ってくれれば、苦労しないのに――こう思って当然であろう。

だが彼らは人をあてにしたり、人のせいにはしなかった。“国産車を育てるのは自分だ”という決意と確信は、

技術者にも劣らなかった

▼新しい時代を切り開くときは、自分の強い信念が大切だ。そのために、できることは何でもやる。

そんな気概で壁を破りたい

 

※現在進めている「AZAの自社製品についてのディスカッション」にもこの「ものづくりの魂」を

是非参考に進めて頂きたいと思います。

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~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~