◎昨日、相模原法人会の「大野北支部全体会議」に出席して参りました。
場所は、淵野辺駅北口の「そば遊彩・大松」でした。AZAが創立から2年ぐらいは、
帰りも遅く、夕飯は会社で毎日出前を食べておりました。その際、大松さんに週のうち
2~3回は出前をお願いしていたことも御座いました。28年も前の話です。
今では当時出前担当だっ2代目に店主が代わり、お店もビルに建て替え、名前も
「そば遊彩・大松」となり昔ながらの蕎麦屋→創作・蕎麦屋に変貌されました。
現在地元では人気の蕎麦屋として君臨されておられます。
お客様をファンにして取り込んでいるその取組を真似したいものです。
さて総会の内容は、1支部に4地区あった支部でしたが地区長の成り手がいないなどの
事情で1支部4地区→1支部2地区に統合されたその紹介と承認がメインの総会でした。
地域の町内会と同じような問題を抱えています。少子高齢化人口減少の問題は社会に
様々な影響を生んでいることを実感致しました。法人会活動を通して地域貢献のお手伝いを
して行きたいと思います。
◎新聞記事からのご紹介になります。(苦労の時こそ、成長と飛躍の好機という話・・)
市販のトマトの糖度は4~5度程度。だが、農業研究家の永田照喜治氏が栽培したトマトの糖度は、
この2~3倍にもなる。ブドウ並みの19度になったことも
▼秘密は「スパルタ農法」にある。水と肥料を極力少なくし、トマトを“甘やかさない”。
ぎりぎりの環境に置かれたトマトは、養分や水分を何とかして吸収しようと、茎や葉など
あらゆるところに産毛をびっしりと生やす。その結果、吸収の効率が上がり、果実においしさが凝縮する
▼過剰な栄養が与えられると、根は十分に働かなくなるという。満たされ過ぎるとうまく育たないのは、
植物も人間も同じかもしれない
▼作家の吉川英治氏が、ある裕福な青年に語ったことがある。
「君は不幸だ。早くから美しいものを見過ぎ、美味しいものを食べ過ぎていると云う事はこんな不幸はない。
喜びを喜びとして感じる感受性が薄れて行くと云う事は青年として気の毒な事だ」
(『吉川英治とわたし』講談社)。
この言葉を紹介しつつ、“恵まれすぎは不幸”“青春時代の労苦こそ宝”と、若き友に語った
▼時に思い通りにならないことがあっても、腐ってはならない。努力に努力を重ねる。
その中で、何ものにも動じない人格ができる。苦労の時こそ、成長と飛躍の好機である。
◎この話の捕捉になりますが、農業研究家の永田さんは先祖代々の田んぼを売って、岩山にミカンを
植えました。様々な肥料を多くまき栽培したらとても酸っぱいミカンが出来てしまったそうです。
逆に、自然のままの土壌に、最小限の肥料と水を与えたところ、濃くて甘いミカンの栽培に成功
したそうです。色んなことを試してみてみるトライ&エラーの経験が生きて来るんですね。
人生も全く同じで、ピンポイントの期間だけで判断するのではなく、3年、5年、10年と
期間を広げた目で見ることが、事業でも人生でも大切なことではないでしょうか。
一生懸命行っていれば必ず自分自身も変わり、環境も変わり、結果もついてくると思います。
その過程であきらめたり、投げ出したりすることはもったいないと、つくづく思います。
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