◎日経ものづり5月号が届きました。今日から回覧致します。
今月の特集は 『人とロボット二人三脚工場』 です。
自動化の次の一手として、安全柵なしで使える「協働ロボット」への期待が高まっています。
人とロボットが同じ空間で二人三脚で働く-。そんな新しい工場のレポートに成っています。
【ファナック】女性の作業員と共に、完成品19kgの組立を行うボールねじの軸にベアリングを上から
挿入し、圧入機で押し込んで組立てる作業を、ロボットと協働して組立を行っている。
【日立アプライアンス】炊飯器のセルの一部を全部、協働ロボットが組立を担当
【資生堂】人手不足に備えて自動化を推進。化粧品の検品工程を人間が担当し、その横で
単純な箱詰め作業はロボットが担当している。
【吉野家】従業員が洗浄し終わった食器を所定の場所に移し替える作業を、ロボットが行っている。
※既に工場では、単純作業や、重量物運搬の負担軽減に活躍し、今後も協働ロボットの
導入が拡大して行きます。
◎新聞記事から私たちに関連している経済記事2つと、「目の前の出来事に心を開く」
という記事を紹介致します。
●【サムスン電子、有機ELはや収益源にトップ不在でも独走 日本勢は遅れ】
韓国サムスン電子が有機ELパネルをいち早く収益源にしている。27日発表した
2017年1~3月期連結決算はディスプレー部門の好調もあり、営業利益は過去2番目の高水準を
記録した。ディスプレー部門を支えたのは、1000億円規模の利益を稼いだ有機ELだ。
スマートフォン(スマホ)向けに集中する戦略で独走し、日本勢を周回遅れにしている・・
●【日銀総裁、強気崩さず 9年ぶり「景気拡大」】
日銀の黒田東彦総裁は27日、金融政策の現状維持を決めた金融政策決定会合後に記者会見し、
2018年度までの景気に強気の見方を示した。「輸出・生産を起点とする前向きの循環が強まっている」
として、9年ぶりに「拡大」との表現を用いた。ただ輸出主導の成長が賃上げを通して個人消費を
底上げする好循環はまだ力強さを欠いている・・・
●【目の前の出来事に心を開く】
『人の経歴の8割は偶然の出来事で決まる――スタンフォード大学のJ・D・クランボルツ教授が
提唱する学説だ。社会的成功を収めた数百人を調査した結果、8割がその地位を築いた要因に、
偶然の出会いなど予期せぬ出来事を挙げたという
▼とはいえ、決して“偶然に身を委ねる生き方”を勧めているわけではない。
教授は、主体的に行動する中で起こるさまざまな偶然を人生を開く好機にする
「計画的偶発性理論」を提唱。成功の鍵として
①旺盛な「好奇心」 ②努力を重ねる「持続力」 ③前向きに物事を捉える「楽観主義」
④固定観念に縛られない「柔軟性」 ⑤失敗を恐れない「冒険心」を挙げる
▼「ああなりたい」「こうしよう」と意思をもって努力することは大切だ。
ただ人生は何が起きるか分からない。予想外の何かが起きたとき、“自分が考えていたこととは違う”
などと切り捨てず、“新しい人生が開けるかもしれない”と捉えてみる。不断の努力を重ねつつ、
目の前の出来事に心を開いておく――その構えがチャンスを呼び込むともいえよう・・・』
※GWを無事故で充実した、楽しい週間にしましょう!
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