「運の良くなる生き方とは・・・」(275号)

◎明日からGWの5連休となります。無事故で有意義でリフレッシュ出来るよう休日を

エンジョイしてください。楽しみすぎて休み明けに、5月病にならないようにもご注意ください。(笑)

TOP POINT

◎昨日、「一読の価値ある新刊書」を紹介する月刊誌「TOP POINT」か届きました。

今回はとても興味深い本が多くその中の、1冊の書籍をご紹介致します。

1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える『運の良くなる生き方』 著者は西中務さんです。

半世紀以上に渡り、弁護士として民事・刑事の事件を経験。依頼者は延べ1万人を超える現在75歳。

運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も見舞われ、運のいい人は、相談に来るたびに、会社

や組織が大きくなっている。弁護士の現場で1万人以上の依頼者を見てきて、運の良し悪しについて

経験則から紹介している書籍になります。

◎『弁護士は悪い人の末路を知っている』

『良いことをすると運がよくなる!と昔からいわれて来ました。「情けは人の為ならず」との

ことわざがまさにそういう意味です。情けは他人の為ではなく、巡り巡って自分の為になるから・・

これは経験則から正しいです。悪賢い成功者は結局長続きせずに、すぐに不幸になっているからです。

◎『犯罪ではない“道徳的な罪”が運を落とす』

罪には「法律的な罪」と「道徳的な罪」という見方があります。道徳を科学的に研究する学問の

「モロラジー」を学びました。そこには人は生きている限り、道徳的な罪を犯しています。

例えば、毎日の食事でも、肉や魚、野菜の命を奪っていただいているし、また太陽や自然の恩恵を

受けて、生きています。このような恩恵は、必ず誰かの「おかげ」があります。しかし道徳的な罪に

気付き、感謝の気持ちを持てば、運が落ちるのを防げることが出来ます。

◎『恩人を大切にする』

大阪に日本のゴムホースのトップメーカーで十川ゴム製造所という会社がありました。

創設者の十川さんにこんなエピソードがあります。十川さんが青年時代にゴム製品を販売する

小さな会社に勤めていました。十川さんは勤勉で好青年で、店主からも得意先からも信頼が

あつかった。ある日、店が潰れました。店主が酒好きで経営を疎かにしたのが原因でした。

次々と従業員が去っていく中「これまでお世話になったご主人を見捨てることは出来ない」と

十川さんは店に残ります。そして競売にかけられた主人の家財道具を買い取り、主人に渡した

そうです。その後、十川さんは独立しましたが、人柄を見込んで事業援助を申し出る人が

後を絶たなかったそうです。会社は急成長し大発展すると、元の店主を、工場長に迎え入れました。

「なぜそこまでするんですか?」との質問に「恩人だからです。主人が仕事を教えてくれ

この道へ進めたからです」と答えています。十川さんは、これほど恩人を大切にしたからこそ

大きな社会的信頼を得られたのです。現在この十川ゴム製造所は十川ゴム株式会社と社名を変え

資本金4億7000万円・従業員750名の日本ゴムホースのトップメーカーと成っています。

様々な経験から「運は人徳で決まる」と思うようになりました。

人間性の良い人ほど、運が良いことに気付いたからです。人間性が良いと一見、損な生き方を

しているようでも、運が味方をして成功しています。人柄が悪い人は、一時は成功しても

運に見放されて転落します。全て経験値です。自分の事だけを考えていると、思わぬ損を

してしまいます。生きて行く中でもっと全体をみて行けば、運が開けてきます・・・・。』

※この本には、経験値が沢山詰め込まれていますし、共感することばかりでした。

GWの連休中は自身の生き方を見つめ直す良い機会にもしていこうと思います。

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