◎“世界の英知”ハーバードビジネススクールがなぜ凄いのか?
ハーバード大学は1636年に創立した全米最古の大学で、大学ランキングでは常に
上位になる大学です。そして、その基金の大きさも非常に有名です。寄付金などを
貯めて集められた4兆円を超える基金を持っており、この運用益を大学の運営に
用いています。単純に6%で運用すると2400億円程度が毎年利息として入ってく
るのです。恐ろしい基金の大きさですよね。
ハーバードビジネススクール(大学院)設立は1908年と、20世紀に入ってからで、
100年ちょっとの歴史があります。一学年1000人弱のMBA生を輩出しています。
凄いところをまとめると3点あります。
①『教材の大半を提供している!』
上記にあるように、ハーバードビジネススクールはケースメソッドを開発しました。
新しいメソッドを開発したということは、当然それに必要な教材が必要です。その
開発をしているのが、やはりハーバードビジネススクールなのです。
②『分野を開拓した有名教授がいる!』
研究者として多くの著名な論文を残した方はいっぱいいますが、これほどまでにある
特定の分野の開発と、その代名詞のように言われる教授を輩出してる学校は非常に
すくない。
③『卒業生が大活躍!』
ハーバード大学自体が非常に多くの著名な卒業生を輩出しています。8人のアメリカ
合衆国大統領に、100人以上のノーベル賞受賞者、7人のフィールズ賞受賞者など
です。代表的な日本人卒業生は・・・ 南場智子:ディエヌエー会長
新浪剛史:ローソン社長/三木谷浩史:楽天会長兼社長
◎その世界的な経営大学院として知られるアメリカのハーバード・ビジネス・スクールが、
東日本大震災の被災地で学ぶ授業を続けています。
▼2008年に世界的な金融危機(リーマンショック)が起きた際、金融業界に多く
の卒業生を輩出してきた同校は自省しました。“本当に世界を良く変えるリーダーを
育成できていたのか?”。
失敗知らずのエリートたちに、人間としての“土台”を築いてもらう目的で2011
年、“見知らぬ現場に身を置く”科目が必修課題になりました。その中で唯一、6年
連続で開講されているのが東北でのプログラムです。初めは復興ボランティアで汗を
流すことで学びを得ていましたが、今では被災地の企業や店舗のコンサルティングを
行っています。
▼復興に汗する人々と交流を続ける理由について、
『ハーバードはなぜ日本の東北で
学ぶのか』の著者・山崎繭加氏は語っています。
「『本物の一人』の真摯な思いと理念が
あれば、人々の心を変え、地域をも変えていける。
たとえ一人でも変化は生み出せる
ことを痛感するのです・・・・」
私達もこの言葉に学びたいですね。
『本物の一人』の真摯な思いと理念があれば、
人々の心を変え、地域をも変えていける。
たとえ一人でも変化は生み出せる・・・・
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