第6戦サヨナラで決着がついた今年の日本シリーズ、負けはしたものの横浜
DeNAベイスターズファンには申し訳ありませんがここまでの活躍は全く
予想していなかったです。
その横浜DeNAベイスターズが躍進を遂げた3つの秘密とは?
2012年に「横浜ベイスターズ」→「横浜DeNAベイスターズ」として
スタートした。5年かけて悲願のAクラス入り。
横浜DeNAベイスターズと言えば、2008年~2012年の5年連続で勝率3割台
を記録するなど「万年最下位」と言われる球団でした。
2012年に中畑清氏が監督に就任して以降徐々にチーム力を付けました。
2015年には前半戦を首位で折り返すも、シーズン終了時には最下位に転落する
史上初の不名誉な記録を樹立したが、多くのファンに「変わりつつある」印象を
与えました。そして今シーズンもAクラス入りを果たし、Aクラス定着の感もあり
ます。何が変わったのか?ネットの記事には「3つの秘密」と題して紹介されて
いました。
①ミスを減らした
・シーズン中5人の捕手をローテイションしていた。その為、失策も多くピッチャー
の冒頭数が68と多かったところを、キャッターに新人を抜擢し固定した
ことにより失点につながるバッテリー間のミスを減らした。
②監督のポジティブな発言と、選手に対する信頼、柔軟な思考
・選手の失敗を責めない。「明日は明日の風が吹く・・・」ということば
を敗戦時に常に口にしていた。「明日全力を尽くす」という意味が込められている。
また、選手を頑固なほどに信頼し、選手のやる気、メンタル面を向上させました。
③応援するファンの後押し
・「100万円チケット」や「返金チケット」などのアイディアと共に、地元に
密着することでファン数が大幅増に!
2011年:1試合平均観客動員数が15308人
2016年: 〃 26933人 76%up
試合中の球場の雰囲気は一変!
チームだけではなくファンと共にチームが成長しているのです。
※この3つの改善で、選手が勝利にこだわったプレーが出来るチームになりま
した。私達の業務に置き換えてみると3つのチーム力になります。
①創意工夫により小さなミス・大きなミスを減らす
②上司によるポジティブな励ましと、信頼関係
③目標達成の為にチーム一丸となる
以上の3点が劇的に環境・風土の変革を起こしていき中長期計画を
現実のものとすることが出来るのではないでしょうか?
技術力や営業力といった、抜きに出た能力を売りにしていくことよりも大切
ですが、紹介したこの3つのチーム力
①ミスを減らす。②仲間・上司による励まし。
③目標達成の為にチーム一丸となることに、秘策があると思います。
———————————————————————————AtoZtoA—-
~☆ 「技術をデザインする 」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~