「経営に大切な経済展望に学ぶ・・」(402号)

雪の後は、大寒波の影響で、東京では48年ぶりの低温。連日の記録になると

53年ぶりの記録的な寒さで、我が家では給湯器が凍って、連日お湯が出ずに

困りました。久々にやかんや鍋でお湯を沸かして、顔を洗いました。一年で

寒さが一番厳しい時期ですので、ご自愛ください。

さてそんな中、相模原市産業会館にて行われた「新春経済講演会:2018年の経済展望」

に出席してきました。

新春経済講演会:2018年の経済展望

毎年、年の初めに相模原商工会議所主催で

著名な経済ジャーナリストを招いての講演があります。今年は、

「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーターとしておなじみの市川眞一氏

(クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラジスト)を招いての講演でした。

私は、技術職でしたので「経済」に関してはあまり興味が無い時代を

過ごしてきましたが、結局は経済ありきでその上に、ビジネスが運営されているので、

「経済」について勉強する、経済の現状と予測をしっかり把握しておくことは経営者

としては必須です。

~~~『講演内容』~~~

【アメリカ経済】 日本の景気を決めるのは米国経済で、その米国の長期金利が

日本経済の行方を決めます。今年の後半に長期金利見直しが、景気後退の局面入りか

もしれない。過去の歴史から学ぶとすると、政治的疑惑は経済に大きな影響

する要因になるので、トランプ政権の今後に注目したい。

【税制改革のポイント】

日本では、税制改革がポイントにもなる。所得税見直し・企業税制見直し

たばこ税の増税(紙巻2022年まで1本3円・加熱式2022年まで5回増税)

これを機にたばこやめましょうっ!(笑) 出国税導入・相続税逃れ対策強化

が行われます。

【労働力不足と働き方改革】

◎人口減少問題:2110年に6千万を下回る。日本の生産拠点がアジア・アフリカに。

◎サービスの質が低いアメリカに対して、サービスの質が高い日本特有の

「おもてなし」文化が生産性の低さを招く。サービス機械化で対応か。

◎働き方改革:人手不足下での総労働時間の抑制で、事務部門の海外移転

◎外国人労働者の受け入れ拡大は政治的に困難

結局、2018年の経済については、後半に悪くなる材料があるが

大きな悪化の要因はあまりない と言った感じでしょうか。題名の通り

「2018年経済展望」ですので、様々な材料があり、それらの材料を予想して

組み合わせる判断は、自身で行う以外ないですね。

いずれにしても、好機はそのままチャンスに!ピンチはチャンスに変えていく!

会社理念通りの経営をしていく決意です。

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