「傾聴が視点を変え、自分も変わる・・・」(444号)

各地で梅雨入りが発表されています。日々の生活を想像すると、“うっとうしい

季節”と思いがちですが、農作物など植物にとっては、かけがえのない“恵みの雨”

ですね。そう視点を変えれば、気持ちも軽くなります。今日は物の見方で物事が

180°変わる・・との新聞記事をご紹介致します。

梅雨入り

▼「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」――ぎょっとする

言葉は、ある新聞広告コンテストの受賞作品です。

「桃太郎」という誰もが知る昔話を“成敗された鬼の子ども”の立場から捉え直した

ものです。言われてみればその通りですが、なかなか思い付かないものです。

▼ならば、桃太郎も鬼も“めでたしめでたし”になる別の結末もあるのではと――

岡山県の中学校では、「視点を変える」をテーマに、いわば「新・桃太郎」を創作する

授業があります。生徒からは「農業を教えれば、鬼は村を襲う必要がなくなる。

だから、桃太郎が農機具を持っていく」などユニークな発想が次々に生まれると

言います。

▼一度確立され、慣れっこになった物の見方を変えることは容易ではありません

それを変えてみるきっかけの一つが、他者との対話ではないでしょうか。

▼こちらの思いをぶつけるだけでなく、相手の話をじっくり聴いてみる。そこで得た

新たな気付きが、自分自身を変える出発点にもなります。新たな視点の獲得――

ここに対話の大切さがあります。

「7つの習慣」で学んだ「傾聴」出来てますか?確認しましょう!

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