今日は、「ビジネス寓話50選」にも選ばれている『がんばる木こり』の寓話を
紹介致します。
『昔々、一人の木こりが材木屋に仕事を探しにいった。
給金はよく、仕事の条件もさらによかったので、木こりはそこでしっかり役に立とう
と決心した。 最初の日、親方のところへ挨拶に向かうと、親方は斧を一本手渡して
森の一角を割り当てた。
男はやる気満々で森に向かい、その日一日で18本の木を切り倒したのだった。
「よくやったな」親方は言った。「この調子で頼むぞ」 翌朝は誰よりも早く起きて
森に向かった。
ところがその日は努力も虚しく15本が精一杯だった。 「疲れているに違いない」
そう考えた木こりはその日、日暮れとともに寝ることにした。
夜明けがくると、18本の記録を超えてやるぞ、と心に決めて床を出た。 ところが
18本どころかその半分も切り倒せなかった。 次の日は7本、そのまた次の日は
5本、そして最後には夕方になっても2本目の木と格闘していた。
何と言われるだろうとびくびくしながらも、木こりは親方に正直に報告して、
これでも力のかぎりやっているのです、と誓った。
親方は彼にこう尋ねた。「最後に斧を研いだのはいつだ?」
「斧を研ぐ?研いでいる時間はありませんでした。なんせ木を切るのに精一杯でしたから・・・』
忙しさにかまけて「斧を研ぐ」という大切な仕事をおざなりにした。そういう話です。
私達にあてはめると、1つは「身体の調子を整えること」です。身体の調子が悪ければ
仕事に集中することが出来ません。また20代をピークに身体は衰えます。ただし
運動を習慣にすると衰えるスピードは緩めることが出来ます。
もう1つは「頭脳を鍛えること」です。知力を一定水準に保つには、学び続けることが
大事です。目先の仕事をこなすだけで精一杯になっていませんか?「刃を研ぐ」習慣
は、私達が受講した「7つの習慣研修」の第7の習慣でもあります。
運動でも、読書でも、何でも結構です。新しいことを「学ぶ、始める」にチャレンジしましょう!
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