今年の冬は、昨シーズンの寒かった冬と違い暖冬になるとの予測が発表
されました。年越しの準備期間にもなり、来年の営業日、忘年会の詳細も
発表され、年末の挨拶でカレンダーも配り始めました。また、来年の
10minノートも先週末配布されましたが、ここで再度10min運動に
ついて、医師で神経科医の樺沢さんの話をもとに確認致します。
朝机に向かい仕事を始める最初にすることが、10minで「ToDoを書く」
一日で最も重要な仕事に位置付けています。そこでこのことによる4つの
メリットを解説致します。
①【1日の仕事の確認が出来る】ToDoリストは今日1日で、すべき
リストであり、書き出すことにより仕事の流れがイメージできます。
このリストは「1日の仕事の図面」です。図面を書かずに機械や装置は
作れません。「行き当たりばったり」になったり納期に間に合わないこと
になります。今日1日の仕事の流れを確認し、効率の良い仕事の割り振り
をするか、しないかで何割もの効率が変わります。
②【集中力が途切れない】リストを書かない人は、1つの仕事が終わった
瞬間「次は何の仕事をしよう?」と考えます。この瞬間に集中力がリセット
されその集中力を回復させるのに時間がかかり効率を損ねます。
400メートルリレーでバトンを渡す際に、落とすチームとスムーズに
バトンをもらうチームの差になります。トップスピードのまま走り切ること
が効率に大きく影響します。
③【うっかりミスがゼロになる】仕事が立て込んでいると予定や提出書類を
うっかり忘れるミスが発生しやすくなります。ToDoリストには
その日のうちの重要な仕事、予定が全て書き込まれているので、それを
見ながら進めることにより「うっかりミス」を限りなくゼロに出来ます。
「記憶」より紙に書き出した「ToDoリスト」の確認です。
④【ワーキングメモリーの容量が増える】脳の情報量であるワーキング
メモリーは限られています。同時処理は3つまでです。いくつも予定や考えで
脳を占領されると、脳はほとんど停止状態に陥ります。本人は気が付きません
がこの状態では、仕事効率は著しく低下します。パソコンのフリーズし
かかった状態と同じです。ところが「しなければいけないこと」「予定」
「懸案事項」などToDoリストで書き出しておけば、脳のワーキングメモリー
となり有効利用できることで、メモリーUPともなり効率も大きくUPします。
以上のことがメリットとなりますが、このToDoリストの効果を最大にする
「3原則」が有ります。
◎紙に書くまたは、紙に印刷する(AZAでは10minノートに書く!)
・スマホやPCだと一段落つくたびに見ると、他のことを始めるきっかけに
なってしまう。
◎常に机の上に置く
・「集中力が途切れない」ように一瞬で見れるようにしておくことが重要
◎完了・達成したら豪快に斜線で消す
・達成感を味わい、モチベーションの源になりドーパミンが分泌されて
次もまた頑張ろう!」と意欲が高まります。
以上のことから、10min運動も自身の仕事の効率を上げるためにしっかり
取組んで行きましょう!
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