「自立型社員を育てる一丁目一番地・・」(532号)

昨日、休日出勤をしていただいた、加瀬さん、佐藤一彦さん、森さん3名の他に

エンジニアリング事業部で、今度の日曜日に行われる「技能検定試験」に挑戦する

メンバーのうち、酒井さん、南さん、石上さんが自主的に勉強と試験前の検定練習

のいために、出社されていました。尊い学びの姿勢に感銘を受けました。

本当に有難う御座いました。お疲れ様でした。さて・・

今月の経営者向け雑誌「日経TOPリーダー」の特集が朝礼についてでした。

本日はその記事について紹介致します。記事の題名は「なぜ社員は朝礼を嫌うのか」

日経TOPリーダー

弊社でも朝礼に対する社員の思いは複雑だと思います。日経が行ったアンケート調査

によると、社員の6割は、朝礼が「嫌い」。しかし、「会社にとってプラスか?」を

問えば、逆に「効果あり」とする社員が過半を占めます。人手不足を背景に、人材が

多様化する中で、短時間でコミュニケーションを深め、チームワークを高められる

場として、朝礼が果たすべき役割は、むしろ重くなっている。

外国人社員のアンケートでは「慣れれば、こんなに素晴らしい仕組みはない」と絶賛

しています。若くてロジカルなスタートアップ経営者も「何とかしてうまく取り入れ

たい」と渇望しています。そんな朝礼を、社員にとってやりがいを感じるものにでき

るかどうか。その1点で中小企業の明暗は分かれる・・そう言っても過言ではありません。

会社員100人にアンケート調査を行ったところ、実に89%が勤務先で週1回以上、

朝礼を実施しています。そのうち毎日は65%

朝礼の内容は「情報共有」実施率は55%、これに続く「社長や上司の訓示(33%)」

「社是などの唱和(25%)」「スピーチ(20%)」「体操(19%)」という4点セット

は、旧松下電器産業を源流とする「日本式朝礼」の基本形と重なります。

そのほかの項目で実施率が高いのは「あいさつ・声出しなどの練習(21%)」加えて

「目標の発表(12%)」「掃除(10%)」も、根強い人気を誇ります。

では、そんな朝礼を社員はどう受け止めているのか。

朝礼は好きですか?好き40% 嫌い60% 好き嫌いと別に、会社にとってどう

かを問うと、「プラスの効果があると思う」が55%と過半数を超えた。大好きとは言

い難いが、全く無価値と切り捨てるのもためらわれるとの意見と推測出来ます。

そんな朝礼を、社員と会社のいずれにも意義あるものにできるかどうかは、やはり

経営者の熱量が問われます。社員が朝礼を嫌う理由の第1に、朝礼は面倒くさい。

とはいえ、朝礼も仕事の一環である以上、ある程度の負担感が伴うのは仕方ない。

第2の理由は、「儀式化している」意外かもしれないが、50代のベテラン社員のほう

が、20~40代よりも「朝礼が嫌い」という人が多かったことです。長年、同じこと

を漠然と繰り返してきて辟易としているのかもしれませんが、これでは若手社員のや

る気も削ぎかねません。今回のアンケート調査では、朝礼で実施されている項目別に

「効果があると思うか」も尋ねました。評価が高かったのは「情報共有」で、77%の

社員が「効果あり」と回答。次いで「体操」「掃除」「あいさつ・声出しの練習」の

評価が高いようです。これらの特徴は、効果を実感しやすいこと。「体操で肩こりが

改善した人が増えた」「声出しの練習の成果でお客様に褒められた」といった声が

上がりました。一方、実施率が高い割に、社員が効果を感じていないのが「社長

や上司の訓示」「社是などの唱和」「スピーチ」。皮肉にも日本式朝礼の核となる部分

でした。ただこれらを社員に不評だからというだけで、やめてしまうのは早計でしょう。

「スピーチでみんなが話す内容がかなり高尚で、自己啓発になり、向上心を持てるよ

うになった」という社員もいます。特に今、注目したいのは「スピーチ」。この特集では

強い組織をつくった企業を紹介していますが、いずれも社員同士が語り合う場として朝礼

を重視し、自発性とチームカを高めています。

弊社も、朝礼の内容を皆で、お互いに触発出来る、啓発の出来る、元気になれる

内容に変えていきたいと思います。つぎのディスカッションのテーマともしたいです。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA